旅行したら、その土地のラーメン店とクラブに行く事にしてたのですが、近年は行かないことも増えてきた。
今回のグアム旅行もラーメン店に行ってる時間がなかったのですが、帰りのフライトを待つ間に、グアム空港内のフードコートのお店に入ってみた。
業務用のスープ、業務用の麺、業務用のトッピングという、その場ではなにも調理してなくて温めているだけというパターンですが、これが何気に旨い。
駅のホームの立ち食い蕎麦屋のラーメン。若しくは昭和の寂れた高速のインターチェンジのレストランで食べるラーメンの味を完全再現していた。
これで400円くらいだったら「あり」なんですが、空港価格とはいえ$8.5ってのはちょっと高い。
不勉強なのでグアム料理のなんたるかは知らないのですが、いまとなっては要するにアメリカ料理。
ぼくがいたエリアが商業エリアだからというのもあるでしょうけど、いわゆるアメリカの資本系やチェーン店が多くて、食生活だけにフォーカスするとアメリカ本土とほぼ同じ。
そのせいなのか、帰国する間際にこのラーメンも帰りに食べると美味しく感じちゃう味覚のホームシック発症。
空腹は最高の調味料といいますが、ホームシックも最高の調味料。
宇宙旅行中だったら、このラーメンが出てきても、旨くて泣くと思うんですよね…。