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 東京は観測史上初の6月の梅雨明け。

 健太とヒカルがトイトレ(トイレトレーニング=おむつしないでの外出。二子玉のライズのトイレはどこもキレイで使い勝手いいのでトイトレ向き)で二子玉に行くというので、送るついでに「ハン・ソロ」観賞。

 

 平日の昼間ということもあってIMAXの字幕2Dは60%程度の客入り。
 年齢層としては
  ・20代10%
  ・30代20%
  ・40代30%
  ・50代以上40%
 くらい。
 若者いっぱいで活気あるというよりは、痛風とか、糖尿病などの成人病の人が多い感じ。

 男女比は7 : 3くらいかな…。

 

 前情報としてはアメリカでの興行成績がいまいち。
 STAR WRSシリーズで初めての赤字になりそうで、スピンオフは今後凍結するという噂が出てきたくらいなので、秘宝館に遊びに来ちゃったみたいな(やってしまった)雰囲気ありましたが、全く問題なく面白い!!

 

 

 

 

 

 以下、多少のネタバレあり。

 

 

 

 

 

 ナンバリングタイトルではないスピンオフタイトルなので、前回のRouge One(こちら)みたいな感じあります。

 例えばジョン・ウィリアムスの楽曲は不使用で、スピンオフ用のスコアしか流れない。(今回は2シーンくらいで4小節くらい原曲が流れて、それがマジで効果的)

 
 ハン・ソロの前日譚なので、ジェダイもフォースも出てこない。
 STAR WARSを、STAR WARS足らしめているのは(スペースオペラとか、親子の大河ドラマという部分も大きいですが)やっぱりジェダイとフォース。
 Rouge Oneは、ノージェダイ、ノーフォースで、単なるスペースバトルドンパチ玉砕映画になってしまいましたが、今回は、ハン・ソロとチューイとファルコン号が存在感の熱量が大きいので、やんわり&きっちりSTAR WARSの雰囲気を纏っているのが良かった!

 

 ハンが、ハン・ソロという名前になった経緯も意外だったし、汚れてないファルコン号が見られたのも感慨深い。

 ハン・ソロって女好きではありますが、女たらしではないのも納得。

 どうしてあんなにチューイと仲いいのかも納得。
 これを観て、ハン・ソロのとチューイの友情関係も深みが増した。

 例のハン・ソロのキメ台詞の
「嫌な予感がする…」(こちら
 が、逆転してるのも浅くて深かった。

 
「i love you.」
「I know…」
 という、例の台詞も逆転させてくるサービス精神もステキ。

 最先端のエネルギー精製所が、風の谷(風力発電してる)というシンプルさも良かった。

 最後のジェダイに出てきたベニチオ・デル・トロには全く感情移入できなかったんですが、今回のウディ・ハレルソンがメチャクチャいい。

 

 途中で監督が降板して重鎮のロン・ハワードに交代してますが、それが奏功した気がする。

 新しさみたいな部分はないですが、ロン・ハワードがしっかりきっちりヒューマンドラマとして撮ってるから安心して見られる。
 これを古いというか、クラシカルな良さと思うかで、この映画の評価が変わりそう。

 

 映画館を出る時に、学校をサボったのか休校なのか知らないけど、ぼくの前に小3くらいの男の子2人が歩きながら
「お前どうだった?」
「おれ、すげー面白かったよ。お前は?」
「おれもすげー、面白かったよ!」
「でもライトセイバーとかで戦わないんだな」
「だよなー」
 と、熱く語っているのがヤバいくらい良かった。

「スピンオフだから、ジェダイや、フォースや、ライトセイバーは登場しないんだよ」
 と教えて上げたかったし、なんだったらコーラでもご馳走して小学生男子2名とSTAR WARSについて語りたかったけど、怪しいおじさんみたいで通報されてもフォース使えないので自重した^^;

 

 男の子だったらこういう冒険活劇の成長譚に胸躍るだろうし、ぼくも劇場で4をはじめて見た10代の頃の興奮を思い出した。
 マジで数ヶ月くらいは、フォース使える様になりたいと思って目を瞑って精神統一とかしてたもんなー。

 

 

 

 映画館を出てトイトレ中のヒカルに電話すると、買い物を終えた健太が、ぼくを見つけて走ってきた。
 今日は暑かったので、どんだけ水分補給しても、発汗してしまうのでオシッコはしなかったらしい…。

 

 May the force be with you.

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