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 大崎の住宅街で創業した六厘舎。
 行列がすごすぎて近隣住民に迷惑がかかるということで閉店。

 その後、土曜日限定で営業再開。
 行列をなくすために整理券が配られるシステムになったが、なんと朝の5時から配布ですぐに売り切れ。
 お店の隣に待合室ができて、整理券の順番が近づいたら待合室で待機というラーメン屋とは思えないシステムでも話題になったお店。
 東池袋大勝軒の流れを汲む、いま主流の濃厚豚骨魚介のオリジン。

 人気爆発する前に、大崎の本店には何度も食べに行った。
 オープンして数ヶ月くらいまでは10人待ちくらいで食べることができたが、ピークは数百人並んでいたと思う。
 並びが10人を超えるくらいから行かなくなってしまったが、創業から半年くらいまでは足繁く通っていた。

 

 濃度が高過ぎて、麺を食べ終わるころにはなくなるつけ汁。
 ゆず香るスープ割り。
 海苔筏。(海苔の上に魚粉が乗っている)

 つけ麺も旨かったが、実は中華そばが好きだった。
 東池袋大勝軒の中華そばを、あらゆる確度から強化してクラスチェンジさせていた。

 

 その六厘舎が、創業の地・大崎でリニューアルオープン。

 それほど並ばずに食べられるという噂だったので、品川でミーティングがあった帰りに寄ってみた。

 16時時過ぎという半端な時間もあるだろうが、先客1で後客3という驚きの空き具合。
 六厘舎で並ばずに着席できるなんて、はじめてのことだと思う。

 より一般的受けする様に、凶暴さを抑えたとは聞いていたが、なるほど確かに洗練されて大人しい方向にアレンジされていた。

 野蛮な感じが魅力だったのに、洗練されてしまってちょっと残念。

 中華そばは、以前とは全く別の味になっているそうなので、機会があれば次は中華そばかな。