人生2度目の福岡(博多へ)。
羽田の搭乗口にテレビクルー。
誰が来るのかと思えば囚人の護送。
手錠した手を隠してSP数名に連れられて行った。
幸先のいいスタート。
うそ。
若干気持ちが落ちたままJALに搭乗。
国際線でWi-Fiが増えているみたいですが、はじめてW-Fi対応している飛行機に乗った。
羽田〜福岡間でスマホは500円。タブレットは700円。
高いのか安いのか判断できない微妙な値付けですが、仕事で必要だったら間違いなく利用する。
けれども飛行機の移動中にも連絡可能というのは逃げ場がない気もする。
10時間越えるフライトの時は確実に利用するかな。
普段はANAばかり利用するので知りませんでしたが、国内線にもWi-Fi導入しているので(Wi-Fiに関しては)ANAよりJALの方が進んでいるっぽい。
風邪気味のフライト。
着陸するときの気圧の変化で左耳に激痛。
以前、フライト中にずっと寝ていて着陸直前に目が覚めたら、耳抜きしてないので激痛に見舞われたときがあった。
そのときより痛くて参った。
風邪気味のときの飛行機注意なことを思い出した。
博多に到着。
博多駅至近のホテルにチェックインして、すぐにランチで大濠公園へ移動。
白濁してないスープの水炊きランチ。
骨をキレイに処理すると白濁しないそうだ。
上品さが極まった味。
スープも鶏も野菜も驚きの旨さですが、自家製の柚子胡椒がヤバい。
雑炊の漬物と一緒に供されるニラ醤油が、これまたヤバい。
博多の水炊きカルチャーにはニラ醤油が定番なのかと思ったら、このお店のオリジナルらしい。
作り方を教わったので近日中にトライしてみる。
博多は週末に桜開花とのこと。
夜に中洲へ。
中洲は前に1度来たことがあるが、そのときは屋台に行けなかったので屋台デビュー。
区画整理で条例(?)が変わったらしく、屋台は、いま営業している人の代で終了とのこと。
なので店主が引退したりでどんどんお店の数が減っているそうだ。
もっと活気があるのかと思えばちょっぴり地味な感じがして寂しい。
念願の中洲屋台の九州豚骨ラーメンデビュー。
見た目に反してあっさり系。
都内でいうと○金ラーメンに近い。
屋台は様子見で豚骨ラーメンを1杯をヒカルとシェアしたので、ちゃんと食事をするために天神へ移動。
東京で1番好きな豚骨ラーメン・西麻布「赤のれん」の本店へ。(こちら)
てっきり本店なのかと思っていたら、博多の赤のれんの味にほれ込んだ人がお店で修業して、免許皆伝でオープンしたのが、西麻布の赤のれんとのこと。
なので本店と支店という関係ではないそうだ。
お店は広く店内数人待ち。
女性のお一人さまも多く、みんなから愛されているお店という雰囲気が伝わってくる。
西麻布のお店とほぼ同じ味ですが、こちらの方がクリーミーかも。
どっちにしろ旨くてヤバい。
仕事の関係で追っかけている「コントの人9」へ。
1回目の札幌公園、大阪の昼・夜公演、最終日の博多の昼公演と、このライブツアーは4回目。
どんどん熟成れていく感じとか、場所やお客さんによって笑いのタイミングや深度などが違うことがわかってとっても勉強になった。
今回の公演では、独特のポイントで大声で笑う女性がひとりいて、その人に釣られて大声で笑ってしまうことが数回あった。
「どうしてそこで笑うの?」
と考えると、その人が、そのポイントで笑ってることが笑えちゃう感じ。
ボケたところで起きる笑い。
ボケを突っ込んだところで起きる笑い。
客が笑いにグルーブかける笑い。
なにしろ面白かったです。
ありがとうございました。
天神はお祭り。
知らないゆるキャラ多数。
天神のApple Storeの近くのサードウェーブコーヒー系カフェへ。
なんだかとってもサンフランシスコっぽい。
店内にトレンチコートを着ている女性が多数。
春の流行のファッション先取りですが、博多って、流行りモノが徹底的に流行る土地なのかも。
流行りがちゃんと流行るというシンプルさは、東京とは違う。
トレンチコートが流行っても、東京だと20%くらいが限度だと思いますが、博多(天神)は35%くらいが上限値という感じ。
お鮨、旨い。
ほぼ地魚。
オススメのお酒をお願いしたら、東京では3杯分くらいの量の焼酎ロック。
麦〜芋にステップアップして、ベロベロになってきたので、握りを数貫食べてお店を出る。
カウンターで仲良しになったご夫婦と豚骨ラーメンの話しをしていたら
「博多もんは、ほんとうは豚骨ラーメンじゃなくて、うろんを食べるばい」
と言っていた。
うどん、ではなくて、うろんとのこと。
酔い醒ましで、夜の風に当たりながらホテルまで徒歩で帰る。
暑くもなく、寒くもなく、夜に歩くのに気持ちのいい季節。
途中に一幸舎があったので〆のラーメン。
昨晩はヒカルと2人で1杯×2回でしたが、ここに来てはじめて1人1杯。
東京にはない濃厚泡立ちで豚骨臭い系。
飾りっけなしの武骨豚骨。
丁寧に下処理されているのか、不快な臭みはなくて意外にあっさりで旨い。
定番の辛子高菜も、腹の底から突き上げてくる辛さがあってステキ。
駅から少し離れた不便な場所で半端な時間なのに、ほぼ満席というのが博多の豚骨ラーメンの底力だと思った。
Timesのカーシェアで糸島へ。
コンビニの駐車場にEVの充電ステーションが設置されているなんて驚き。
東京より進んでる。
昨晩、お鮨屋さんで仲よくなったご夫婦に教えてもらったお店。
駐車場100台くらいで、店内はカウンターにテーブルにお座敷で200名くらい収容できる大規模店。
休日の昼過ぎというピークタイムでしたが、200名くらいのキャパがほぼ満席というのは壮観。
九州のうろんはコシがなくてにゅるにゅるだと聞いていたのですが、活気とスケール感と、予想外に(失礼)旨いうろんに腰が抜けた。
席にある注文用紙に自分で記入して店員さんに渡すシステムですが
・軟めん
・中めん
・硬めん
が選べる親切さ。
お店を教えてくれたご夫婦は
「中めんが旨いけど、東京もんにはやわすぎるやろから、硬めんにした方がよかとよ」(博多弁適当)
と言っていた。
そこでぼくは硬めんでヒカルは中めん。
結果、硬めんが旨いですが、中めんの、優しさにも似たにゅるにゅる感が旨いというのも理解できる。
お店は半分くらいが中めんで、軟めんを頼んでいる人もそれなりにいた。
中めんであれくらいやわいのだから、軟めんは無謀だと思うのだけど…。
糸島へ。
途中、晴れているのに、世界に靄がかかっていて視界不良。
車のラジオによれば、黄砂ではなくてPM2.5とのこと。
外出をやめたとか、洗濯物をすぐに取り込んだなどのリスナーからの情報。
スマホで調べると、普通にPM2.5情報サイトがあって驚いた。
福岡の人にはそれくらい身近な現象ってことか…。
経験値が低いのでさっぱりわかりませんが、100を越えるのは珍しいそうだ。
それくらい大気が汚染されているということですが、東京に比べてマスクしている人がほとんどいないのが不思議だった。(東京のマスク率って、海外から見ればちょっと異様なレベルになってると思う)
時間がなくて糸島滞在は2時間弱。
そのうち半分くらいは仕事の電話していた状態なので、ほとんど糸島の雰囲気分からず。
機会があればまた行ってみたい。