週に5回くらいは家で料理するんですが、健太が生まれてから健太向かいのメニューばかり。
スパイスをギーで炒めてから作る本格派で自己流なインドカレーとか、敢えて規定より15%くらい水を減らしてパサパサ感アップさせたジャスミンライスと共に頂くグリーンカレーとか作ってない。
その反動で、どうしてもスパイシーで辛いモノが作りたくなって久しぶりに娘娘(こちら)インスパイアのスタミナラーメンを作った。
作ったといっても麺とスープは既製品なので、実際に作ったのは具となる餡だけ。
スタミナラーメンとは、ぼくが中学生の頃に週3くらいで食べていたさいたまのソウルフード。
豆腐の代わりにニラをたっぷり使った麻婆風の餡をラーメンにかけた一品。
辛いだけじゃなくてほんのり甘くて、煮干し出しのほっこり系スープとよくマッチしていて旨い。
それに安い。
当時(35年くらい前)は、ラーメンが220円で、スタミナラーメンが280円だったと思う。
ニラとひき肉だけだと家で食べるおかずとしては素朴すぎるので、自作するときは豆腐ではなくて厚揚げを使う。
すると、ラーメンにけてもいいし、スタカレー(こちら) にしてもいいし、そのままおかずや、酒のあてにもなる万能な一品となる。
もう少し片栗粉多めにして堅くとじた方がラーメンの具としてはいいんですが、本家がゆるゆるなので、真似してゆるゆるに。
今回は鶏ガラスープの素を使いましたが、中華系のスープだけでなく和食で使う出汁をたっぷり使うのと、日本酒ではなくて紹興酒使うとそれっぽくなる。
ニンニクとショウガをたっぷり使ったので、北浦和店ではなくて、さくらそう通りにあった浦和店の味に近くなった。