30代の前半に、友人の勧めで加入した生命保険。
そこから封書が送られて来たので「あっ! また保険料を払い忘れた!?」と慌てたんですが、そうではありませんでした。
なんでも保険会社が引っ越して、社員のPCが1台が紛失していることが判明し、未だ発見に至っていないらしい。
そんなことでわざわざ手紙をくれなくてもいいと思ったんですが、そのPCには保険加入者の名簿や証券番号などなどの個人情報が入ってるらしいので、それで手紙が送られて来たという次第。
そんなことくらい別にいいじゃんと思うんですが、そんなことに敏感な人も多いし、消費者権利とか、個人情報とかに(やや)ヒステリックな時代なので、こんなことになる。
もっとおっとりした世界だったのに、いつからか、なんだかギスギスしてる気がするんですが、気のせいかも知れません。
それより封筒やら手紙の紙やら切手代で50円として、100,000人の会員がいれば、このお詫び封書の発送だけで5,000,000円の損失。
企業ってのは利益優先だから意味もなく500万円も使わないわけなので、この手紙を送る事で、なにかあったときに訴訟に有利になるなどの計算があっての転ばぬ先の杖的なことだと思うんですが、それを考えると、ますます息苦しい時代ですな。