地元に紺碧の話題店が移転してきた。
場所は武蔵小山駅から少し離れた住宅街。
せたが屋で働いていた人が独立してだしたお店「なわて」の跡地。
土曜日の昼過ぎにチャリで前を通ると4人待ち。
気になっていたお店なのでここで昼を食べることにした。
「なわて」は塩ラーメンと塩つけ麺という塩メニュー構成でしたが「楽観」は塩と醤油でつけ麺なしというメニュー構成。
塩はパール。醤油は琥珀という。
琥珀を注文。
スープを鍋で都度温め直すお店は多いですが、なぜかここではフライパンで都度温め直し。
給水器の勢いが強すぎて、コップにお水を注ぐとき、まず間違いなく水がこぼれる。
調味料は胡椒とゆず七味のみ。
提供する直前にバーナーで焼豚を炙るシステム。
席数9席の小体なお店ですが、店主ひとりが要領良く切り盛りしている。(ちなみに店主は、柳葉敏郎さんの若い頃にほんのり似ている)
麺は中細のパツパツ&みっしり系のストレート。
とんこつラーメンによくあるタイプですが、あれよりも長くてみっしり。
最近だと煮干しラーメンに使われていることが多いタイプといえば伝わるのかな?
スープはたまり醤油みたいな黒さでほんのり甘く、焼豚の煮汁をかえしに使う千葉の竹岡式に近い。
じんわりと動物系や魚介系が感じられますが、それよりも醤油の芳醇さが前に出ている。
元は六本木で開業しその後に立川で営業していた人気店とのことですが、なるほどこなれた味わいで奥深い。
どちらかといえば、琥珀よりもパール推しみたいなので、次はパールを食べてみよう。
ご馳走さまでした。