地元のムサコの老舗中華「自慢亭」が、年内をもって営業終了という情報が、ご近所の美女からLINEで回ってきた。
閉店してしまう前に、名物の炒麺(柔らかい焼きそば)を食べたくて、先日のランチに行ってみたら、14時閉店で13時30くらいにラストオーダーだったにも関わらず、13時10分くらいで昼営業終了。
本日、開店時間からリベンジしてみたら、11時半開店のはずが、11時25分に到着で店前に長蛇の列。
店内も10人弱の並びがあって、すでにみんな食べ始めている。
寒空に店外で並ぶのは悪いと思って、前倒しで開店したのかも。
ぶっきらぼうな物言いのおっちゃんなので、サービス悪いとかいわれがちだけど、実は優しいんだよね…。
親子3代で来てるお客さんも多くて、爺さんや婆さんも多いので、寒空に並ばせないといのは素晴らしい。
お土産で、炒麺を電話で注文する人も多くて、店内ごった返し。
お店で食べて、帰りに炒麺をお土産で頼む人がいたけど
「もうできないよ。店内のお客さんに作るもの間に合わないから、電話予約も断ってるんだ」
と言っていた。
お店の外に出て、並んでるお客さんに
「今日はもう、焼きそばのお土産できないよー」
と、大声で伝えていた。
もう少し丁寧に言うと印象違うんだろうけど、このぶっきらぼうさがいい。
店内待ちしているときも
「できない品物が多いから、ちゃんと見といてよ」
といって、マジックで消された品物だらけのメニューをお客さんに見せていた。
「サイダーかオレンジジュースどっちがいい?」
と訊かれたので
「なんですか?」
と聞き返したら
「もうお店を閉めちゃうからさ、サイダーやジュース余らせても仕方ないんだよ」
と言ってサイダーをサービスしてくれた。
健太にはまだジュースやコーラなどを飲ませていないので、ヒカルが飲んだ(^^;
「まだどこかで再開しないんですか?」
と聞いたら
「やんないよ、もう。疲れちゃったもん」
とのこと。
お会計するときに
「ご馳走さま。お疲れさまでした」
と伝えると
「ありがと」
と、ぶっきらぼうに笑ってくれた。
地元で自慢の自慢亭の灯が消える。