目黒界隈はラーメン激戦区といわれている。
駅周辺だと20年以上前から今に至まで営業しているのは田丸と勝丸くらいで、ほんとうに入れ替わりが激しく、元・自称らーめん王のぼくですら全店を追いかけきれない。
目黒駅前で未食なのが椿華亭、藤しろ、百式など。
麺菜館 孝は未訪のうちに閉店してしまった。
ちなみに百式の前のつけ麺ゴーゴーも未訪のうちに閉店。この場所は前は魂心家で、その前は虎心房だったが閉店。
藤しろの前は数回訪問済みで気に入っていたゴリラーメンだったが、ここも残念ながら閉店。
安定しているお店として野方ホープ、づゅる麺・池田、権之助、天下一品、麺家・黒、蒙古タンメン中本、二郎、かづ家などがあり、ニューカマーが麺家・航といったところ。
そして実は、目黒界隈は手打ち蕎麦の激戦区でもある。
うちからはちょっと遠いが白金の利庵を筆頭に、駅前に小菅があり、元競馬場にはゆふ徳。
さらにうちに近づくと武蔵野や紫仙庵。
ムサコ駅前にはちりんがあり、最近になって学大に、ちりんの姉妹店の学大角打が開店した。
…そして実は、目黒界隈は手打ちうどんの激戦区でもある。(と思う)
学大には東京で1番旨い讃岐饂飩の恩家があり、目黒には東京うどん。さらに山下本気うどん。(未訪)
近所には香車。
中目黒にはsugitaもあり、駒沢通りや山手通には、かすうどん田中が数店舗展開している。
そして半年くらい前に、近所の目黒通りに「関西風手打ちうどん・饂飩すずらん」がオープン。
前置きが長過ぎますが、初訪問してみたすずらんのうどんが旨かった。
あっさり、しっかり、薄味のお出汁に、ツルピカシコシコうどん。
これだけでも十分に旨いですが、辛口肉うどんを頼んだら、裏ごしされたみたいなキレイな柚子胡椒のペーストにネギが和えられていて、これがなんだかとっても旨い。
温かいうどんの薬味といえば七味唐辛子ですが、柚子胡椒の方が旨いかも。
麺類となるとどうしてもラーメンに偏りがちですが、蕎麦とうどんとパスタも忘れちゃいかん。
近所にこれだけ蕎麦やうどんの名店が多いのだもの、ちょっとまじめに探求してみよう。