ヒカルとNO NUKES 2012のTシャツペアルックで出掛ける。思えばペアルックなんてはじめてかも…。
暑すぎるのでモグは留守番。
バスで渋谷に着いて公園通を上がると、パルコ前くらいで4〜5機のヘリが上空を旋回中。
会場の代々木公園イベント広場は脱原発を求める人であふれ返っている。
広瀬隆さんの発言を聞く。
25年くらい前(ぼくが20歳の頃)に、広瀬隆さんの「危険な話」が仲間内で流行った。思えば原発に関心がでたのはそこからなのだ。
その後に鉄腕アトムを読み返して手塚治虫さんのメッセージに気持ちを重ねて、教授(坂本龍一さん)に声をかけてもらってSTOP ROKKASHOに作品を提供した。
STOP ROKKASHOの頃は関心を示してくれる人も少なかったし、嫌がらせのメールが後を絶たなかったけれど、それがフクイチ以降は全く状況が変わってしまったわけだ。
今日は、市民各々が思い思いに集まっているというよりは、組織化された組合が集まってる色合いが強かったが、それにしても1回目のデモから比べたら規模が桁違いになっている。
それだけみんなの思いが強くなっているということですよね。
集会やデモの人数発表だけれど、警察発表はデモ行進が始まった時点で、集会は開会時点のカウントらしい。
なぜかと言えば、警備の警官を配備するのに一定の規準があって、人数が少ない方が配備する警官が少なくて済む(経費が少なくて済む)からとのこと。
だから警察発表は少なくて、主催者発表は多くなる。
報道機関は、どの数字を引き合いに出すかで違うのでバラつきがでる。
今日の「さようなら原発10万人集会」は、主催者発表では17万人とのことだった。
代々木公園イベント広場周辺はタイフェスティバルの時より混んでいた。
武道館のライブ後の武道館周辺よりも混んでいたので、ぼくの個人的な感覚では数万人以上は集まっていたと思う。
友人たちのブース「NO NUKES 2012 ぼくらの未来ガイドブック」に挨拶して、すれ違う友人たちと立ち話してデモ行進に参加。
途中で離脱して帰宅。
このイベントを取り上げる報道機関(ニュースや新聞)と取り上げない報道機関に別れる。
取り上げたとしても恣意的な場合も多い。
報道しなければなかったことになるかといえば、そんなことはない。
これだけの人が声を上げているのだから、きっとその影響がじわじわ出てくるはずだ。
ブースに張ってあったことばが印象的だった。
「ひとりひとりが声を上げつづけよう」