「痩せるとモテ過ぎて困る。もう少し太りたいくらいだ」
ということを言い続けてきました。
はい、アホです。
しかし半分くらいは本当なんです。
痩せるとモテるといのはビジュアルのことではなく、その他の外因が大きく変わるからなんですね。
太ってる時は自身の肉体に疲れて(重い体で移動するだけで)しまって「家に帰ってビールでも呑んでる方が気楽だ」ということになりがち。
しかし痩せると身体が軽くなるから、行動時間が長くなるし、行動範囲や交友関係が広がる。
「家に帰ってビールでも呑んでる方が気楽だ」
というパターンが
「そんなに疲れてないから、友達がDJやるイベントに顔でも出すかな」
とか
「ちょっと遠くて行くの面倒だけど、せっかく誘ってくれてるんだから行ってみよう」
という風になる。
服装だって「楽な服装がいちばん」というのが「ちょっとタイトなパンツでも履くかな」という風になる。
おっさん男子だってそうなんだから、女子なんてもっと明確。
体型を隠したいという深層心理故にダボダボの服をチョイスしがちですが、痩せて引き締まった自分の肉体を見せたい&見て欲しいという風に変わる。
すると必然的にダボダボ服がボディコンシャス(古っ!)となり身体のラインが明示的になり肌の露出も増える。
それは要するにフェロモン30%増量ということなんです。
タイトな服になってフェロモン増量で、さらに行動時間が長くなって行動範囲や交友関係が広がるんだから、痩せる=モテるというのは自明の理でしょ?
これで敵ばかり増えたり、どんどん嫌われ者になったりしたら、自分の性格にかなり根深い問題があるんだと考えた方がいい。
…で、ぼくはモテ過ぎて困るのも覚悟の上で年内に10キロ落とすことに決めた。
モテる、モテないはどうでもいいんですが、なにしろ高尿酸血症の薬を毎食後に飲む(=常に薬を持ち歩く)ことに、ほとほと嫌気がさしました。
財布とiPhoneとタバコとライターと名刺入れとMacと電源アダプターを持ち歩くだけでも荷物が多過ぎて嫌なのに、これにさらに薬(錠剤と顆粒の2種)というのは携帯する荷物が多すぎ。
シンプルに生きたいと思ってるのに、荷物までメタボ化してる。
Macが重たいとか言ってますがWinマシンに比べて1キロ程度でしょ? そんなの10キロ落とせば、iMac持ち運んでもいまと同じくらいの総重量。
「薬を飲み続けるのが面倒すぎて嫌だ」
と医者に伝えたところ
「高尿酸血症は、高血圧や糖尿病みたいなもので、数値が下がったから治ったというわけではない。基本的には治らない体質的なものなので、生涯薬を飲み続けた方がいい」
と言われてしまった。
「生涯、薬を飲み続けないとダメなんですか?」
と聞いたら
「薬を飲まないと数値が上がってまた痛風などの発作が起きる。どうしても薬を飲みたくないなら、お酒を肉を完全にやめて野菜中心の食生活に切り替えるか、あとは10キロくらい痩せて体質変えることですね」
とのこと。
10キロ痩せれば体質が変わって薬が要らなくなるそうです。
だったら10キロ落とせばよい。薬を常に持ち歩いて、常に飲み続ける煩雑さに比べたらそっちの方が楽だ。ジャンキー卒業。
豆腐メインの食事に切り替えてすでに2キロ落としたので、年内にあと8キロ。
1ヶ月に3キロペースでいいんですが、後半は落ちにくくなるので今月中にあと5キロ落とす。
…で、前フリが長すぎましたが、写真が今日のぼくのランチ(ヒカル謹製)の野菜の黒酢漬け。
分かりやすい様に野菜全種を取り出してるので実際に食べた分量は写真より多いですが、それでも小さなご飯茶碗1杯程度。
塩昆布と一緒に漬けたり、ちょっと醤油入れたり、ごま油を入れると風味が増して美味しいんですが、これは単に野菜を黒酢に漬けただけ。
浅漬のピクルス。
塩分や旨みや脂分がゼロですが、むせ返るほどのお酢の酸味でパンチ効いてる系。しかもお酢の酸味で身体が火照って軽く汗ばむから、脂肪燃焼効果もありそう。
しかしどう考えても昭和枯れすすき系で貧乏臭い&すぐに飽きるな、これ。
草食系男子(おじさん)の誕生秘話でした。