ほぼ2週間振りの春木屋めんめん。(前回はこちら)
仕事都合で、しばらくは火曜日の昼時〜午後は中目黒というパターンが続く。
前回に引き続き味薄めで中華そばを注文。
オーソドックスな東京醤油らーめんであり「これぞ正しく中華そば」という一品ですが、いちいち一手間かかっていて全体のバランスがよく、ノスタルジックでクラシカルなんだけど、コンサバではなくてコンテンポラリーという立ち振る舞い。
いうなればリベラル中華そば。(?)
中華そばはメンマ(太)がデフォルト。
春木屋めんめんトッピングメニュー(2品で100円)にある昔メンマ(細)の方が旨いので、昔メンマがデフォルトだと嬉しいですが、それだと若干コンサバに寄りすぎるかも。
ほのかにショウガが香るスープは、旨味過多な最近の濃厚系とは対局のしみじみ系。
ほっとするし、奇を衒わない実直な感じが好印象。
それでいてスープが熱々なのがステキ。(しみじみ&じんわり系は、スープが温いところが多い気がする)
値上げにボーナス分を計上とか、生活保護とか、瓦礫処理とか、南海トラフ地震で犠牲者最悪30万人とか、なにが正しくてなにが一般常識なのかよく分からなくなっちゃう世知辛い世の中ですが、そんなときに優しく寄り添ってくれる味。
これでいいのだ。
ご馳走さまでした。