京都産の無農薬玄米。
最近は京都も米どころとして実は有名。
玄米5合を引越祝いで頂いた精米機で白米に精米。
写真左が精米後の糠。(精米した5合+今まで溜まった分)
糠に塩をまぶす。
糠床の作り方なんて全く知らないですが、調べると面白くない(その通りにできるだけ)なので全て勘で作る。
これが男の適当料理。
クリエイティブってのはこういうことだ。
味に深みが出るかもと思って、なんとなく岩塩と藻塩の2種類を使ってみた。
沸騰したミネラルウォーター(財宝温泉水)を加える。
「水道水よりはミネラル方な方がいいんじゃない?」
という適当な勘と、沸騰させた方がいいというのはどこかで聞きかじった知識。
適当に混ぜ合わせた後に鷹の爪と昆布と山椒を加える。
毎日の撹拌を怠って腐らせてしまったが、実は数年使っていた糠床があった。
ナスを漬けるときは発色をよくする為に釘を入れる。(鉄分が多いと発色がよくなるらしい)
釘をいれるってのもハードル高いのでうちはみょうばんを使っていた。
キュウリやカブなど、何を漬けても旨いんですよ。
ぬか漬けお勧め。
そのときの経験上、傷まないように辛子(鷹の爪や山椒や卵の殻の粉末)を足すことは知っているので真似てみる。
混ぜ合わせてそれっぽくなった糠床。
ちょっと食べてみると意外なほど旨い。
これ、小麦粉混ぜて蕎麦掻きみたいにして茹でたらいけるかも。
だいたい玄米も雑味があって旨いし、新鮮で、しかもオーガニックな食べモノを混ぜ合わせただけなので旨いのは当然か。
糠床は最初はクズ野菜を漬けて発酵させていくものなので、先ずは大根の尻尾を漬けてみた。
Ziplocのタッパーに入れて、粗熱が取れた頃に冷蔵庫へ。
まだまだ糠床としては量が少ないので、しばらくは玄米を自家精米して糠の量を増やす予定。
1ヶ月後くらいにはオリジナル&オーガニック糠床になってる予定ですが、果たしてどうなるかな?
発酵食品の自作はでき上がりまでにタイムラグがあるのが楽しい。
この感覚って、昔にフィルムの一眼レフで撮影して、現像とプリントの仕上がりまでどんな写真になってるか分からない楽しさに近い。
デジタル全盛のいまに、このタイムラグ&手間がかかるアナログ感はすごく満足感がある。
これぞ正しく自称富裕層の嗜み。
…っていうか、家にあるモノだけで糠床作ってるなんて、富裕層というよりは貧乏学生っぽいw
昨晩深夜ラーメン食べたこともあり今日は1日1食。
昼過ぎからお腹減りまくりつつ家の片づけを頑張りました。
早目の夕飯は合宿土産のムロアジの開きの干物で焼酎呑みつつ、仕上げは精米したてのご飯と京都土産で買ってきたお漬物。
精米したてのご飯はかなり水を減らして炊かないとべちゃべちゃになるので、5合のところを4.3合くらいの水分量で炊いたので旨く炊けた。
ガス炊きしたご飯みたいに旨い。
そのうち旨い漬物できるはず。
しかし人生で糠床作りたくなるとは思わなかった。
生きてると色々なことがあるもんですね。
楽しみ。