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 昼食は小法師。
 素朴なすっきり醤油味がたまに食べたくなるのです。

 ぼくはいつもねぎ焼豚ラーメン。

 ノーマルの喜多方ラーメンが580円なのに、ねぎ焼豚ラーメンになると一気に値段が上がって950円となる。
 自称富裕層といたしましても、ちょっとこれってかなり贅沢なお値段ですけど旨いのでOK。

 武蔵小山駅前の昼時は地元の老夫婦が多い。
 今日の隣の席も老夫婦。
 お爺ちゃんがねぎ焼豚ラーメンを頼もうとしたので、武蔵小山の富裕層が出揃ったと思ったのですが
「どうせ食べ切れないんだから違うのがいいでしょ」
 と、お婆ちゃんに軽く窘められていた。
 渋々と和風冷やしラーメンにオーダー変更。

 …が、お婆ちゃんは焼豚ラーメン。
 まるで鬼婆と思ったが、途中でお互いのラーメンを交換してお爺ちゃんもご満悦。

 

 ご馳走さまでした。

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