朝から千駄ケ谷でミーティング。
最近、この地にくる機会が増えたが、実はかなりゆかりがある。
まずは高校が千駄ケ谷だった。(3年時に転校したから1〜2年時)
次に独立して最初に設立した会社「LOVEDELIC」が神宮前にオフィスを構えたので、徒歩数分の千駄ケ谷にマンションを借りてタオと暮らし始めた。
その後に設立した「SKIP」も千駄ケ谷だったので、都合10年近くは千駄ケ谷界隈にいたことになる。
ミーティング終わりで移動しているとホープ軒が空いていたので数年振りに食事。
朝から何も食べてなかったのでタイミングがよかった。
ホープ軒の初訪問は近所の高校に通学始めたときなので16才の頃。
なんと30年前!!
背脂ラーメンなんて東京になかったので、ここか土佐っ子(環七ラーメン)という時代。
久し振りに食べてみると、ずいぶんと大人しい印象。
今となっては古典という領域。
もっと雑味があって豪快な味というイメージだったのに、ずいぶんと淡泊で繊細にリニューアルされていた。
もやしラーメンは昔はもやしだけだったのに、タマネギや人参(細切りが数本)も入って、なんと椎茸まで混入。さらにゴマ油を最後にかけたりして、随分と仕事が細かい。
田舎から出てきたキレイだけど野暮ったい女の子が、東京生活で洗練されてしまった感じ…。
洗練されたいまもいいけれど、野暮ったさも魅力のうちだったのにという一抹の寂しさがある。
ご馳走さまでした。
代々木公園の横を通ると、少しだけ葉が色づいていた。
紅葉の季節を一気に駆け抜けると、すぐに冬将軍の到来だ。