老饕檯と書いてロウホウトイと読む。
最寄り駅は広尾。しかし駅からは歩くのが困難なくらい遠い。
恵比寿駅から「恵比寿三丁目まで」と言ってタクシーで行くのが正しい気がするが、そんな場所にありながらいつも満席という人気店。
夜営業は18時スタート。
その3分前にお店に行くと先客2組みだったが、15分後には満席になっていた。
数年前に友人に教えてもらってから足繁く通っているが、ここの点心は旨すぎてヤバい。
ついでに、デザートのマンゴープリンと杏仁豆腐もヤバい。デザートに興味ないぼくですら悶絶するレベル。
中華と言えば油と火力が肝だと思うが、何を食べてもそれほど油っぽくなく、しかも薄味。
塩気も甘さも限界まで抑えて素材の味で食べさせるスタイル。どこかしら和食に近い。
いつもはコースを頼む。
しかしさすがにワンパターンになってきたので、今日は久しぶりにアラカルトで注文。
ヱビスの生。
蜂蜜を塗って焼かれた縁が赤い焼豚。
豚肉の皮まで一緒に焼いたカリカリ焼き。
ガリと一緒に食べる、チーズみたいに濃厚なピータン。(ピータン嫌いのぼくですら、ここのピータンは旨いと思う)
なにもつけずに食べるのが1番旨いエビ餃子。
同じくなにもつけずにそのまま食べるのが旨い小籠包。(2個目は針ショウガと一緒に)
はじめて食べた水餃子。辣油まで美味。
紹興酒。
はじめて食べた牡蛎とショウガの炒め。医食同源という雰囲気。
はじめて食べた海鮮と野菜の汁そば。コースだと焼そばか炒飯なので、老饕檯のラーメンを食べる事ができたのは収穫だった。旨すぎずに旨い系の最高峰。
そして悶絶デザートが、マンゴープリンと杏仁豆腐。
ここのラーメンは、焼そばで使っているのと同じ極細麺。
その細さたるやエンゼルヘアー以上。
こうなると麺のコシとか歯ごたえを求めるのは無粋。
スープを吸ってクタクタになっている、ニュウメン、若しくは病人食っぽさ方向に旨い。
ラーメンは他にワンタンメンがあるだけ。
次はワンタンメンを食べてみます。
ご馳走さまでした。