食事会が続いていて平日の夜にドッグランに行くタイミングが取れず1週間振りのラン。
雪が降っていたので、グランドが土のつばさ(城南島)と代々木はズブズブだと思ってコンクリの駒沢へ。
本当は土がいいのだけれど、雨上がりに土のドッグランへ行くと、あり得ないくらいに泥だらけになるので仕方ない。
いつも通りに1時間以上爆走。
しかし、ほんと、飽きもせずによく遊ぶ。
昼を過ぎたくらいで少し暖かくなったら犬が増えてきて、ボール投げだけでなく、犬(Aさんとヒースにも会えた)とも一緒に遊んでいた。
そしたら犬とじゃれ合ってるときに洋服が破けた。
こんなんなら破けた服を着せときゃよかった(^^;
1週間振りのドッグランで疲れたのか、ランを出て車に乗った途端にモグ爆睡。
途中で都立大のプロショップで食材を大量購入。
牛肉1.5キロ。
鶏肉4キロ。
豚肉2キロ。
パスタ1.5キロ。
合計4500円。
これでだいたいモグの2週間分のご飯となるが、他におやつやドギーフードや病院代に、ドッグラン往復のガソリン代に、ドッグラン中の駐車場代に、すぐに破れるTシャツ代(これくらい破れたって着せますけどね)もかかるのだから大変。
さらに大型犬はペット可の物件でもNGという場合が多いので、引越などでは驚くくらいに不利。
運動量が多いこともあり飼うのが大変で飼育放棄〜動物愛護センター(旧称:保健所)という運命の犬も多く、大型犬の里親が見つかる確率は小型犬や中型犬よりも圧倒的に低い。
要するに大型犬(老犬も)は殺処分されちゃうことが多い。
当たり前のことだけど、終生飼育の覚悟がないなら飼っては(買っては)いけない。
食料増産のドキュメンタリーを見てから、輸入のお肉に対してのスタンスとか考えがまとまらずにいる。
実はモグの食料の大量買いでも思うところがある。
犬のご飯に牛豚鶏を食べさせるのはどうなのか?
ぼくが牛豚鶏を食べるのもどうなのか?
犬猫や人間の方が食べる側で、牛豚鶏や魚は食べられる側というのは何故なのか?
見渡す限りのトウモロコシ畑が広がるアイオワでは食料自給率がゼロに等しくて、育てているトウモロコシは人間が食べることができない品種。
すべて加工食品の原料や肉牛の餌となる。
牛は本来は牧草を食べるが、そこを無理やりコーンを食べさせると栄養過多で発育が早い。
しかしコーンを消化吸収できる身体ではない(本来は食べないもの)ので、コーンを食べていると胃潰瘍になる。
でもしかし、コーンを食べさせると成長が早いので、牧草を食べさせるより早く大きくなって(胃潰瘍になる前に)出荷可能。
牧草を育てるよりコーンの方が効率的。品種改良や農業技術の進歩で、同じ面積で4倍の収穫が可能になってるらしい。
アメリカでは、30歳以下の人は、本来の牛肉(放牧されて牧草を食べて育った)を食べたことがない可能性が高いそうだ。
アメリカの食料問題も気持ちが暗くなるくらいに根深い。
チョコレートの原料になるカカオにも、児童就労などの根深い問題があることも知って、これについても色々と思うところがある。
フードマイレージのこともあるし、フェアトレードのこともある…。
多摩の山奥で捨てられて徘徊していたモグは16キロ。(いまは適正体重の26キロ)
それから愛護センターに保護されて、愛護団体のDogShelterが引き取ってくれて、一時預かりさんのKさん宅で8ヶ月面倒を見てもらってからうちにきた。
DogShelterにきた当時のモグの動画がこれとこれだ。
今と比べると別の犬みたい。
痛々しいほど痩せていて世界の全てを怖がっているが、それでも世界を受け入れて、心を開こうと努力している様に見える。
捨てられる命。
拾われる命。
食べる命。
食べられる命。
感じることは多々あれど、思いがまとまらない命。