去年の10月にタオ(♂)が亡くなりました。
中型犬の雑種で享年13歳。
子供の頃からのかかりつけのお医者さんはちょっと遠いので、亡くなるときは家から至近の病院に毎日通いました。
そのとき、病院に多頭飼い現場の崩壊のポスターが張ってあった。
どうにかしなければと思ったのですが、そのときはタオのこと以外に向き合う余裕もなくて「タオが治ったら、ちゃんとこの問題にも向き合う」と願を掛けました。
しかしタオが亡くなってしまって、しばらくは犬や猫を見るのも、触れるのも嫌だったんです。
…でも犬のことは気掛かりだったのでネットで情報収集はしていました。
そのときにモグの動画に出会いました。
怯え切ってガリガリのモグを見て思ったのは「こんな子の里親になる人がいるのだろうか?」ということでした。
ぼくがネットで最初に見たモグはこちらです。
預かりさんのKさん書き下ろしの、ここに至るまでのモグの壮大な物語の総集編はこちらと、こちらと、こちらと、こちらです。
どうやら捨てられてしまったモグですが、色んな人の努力と愛情が命を繋いでくれた。
動物愛護センター(保健所)から、Dog Shelterのスタッフさん宅に引き出され、そこから一時預かり(一時どころじゃないですけど)のKさん宅で半年を過ごしたモグといまは一緒に暮らしています。
何回も書いてるし、本人にも何度もお礼をいってますが、みなさま本当にありがとう。
Kさんのブログ経由で見に来てくれるモグファンの人も、ありがとうございます。
一般的なイングリッシュポインターと比べると変わってるかも知れないけれど、モグはモグ。たまに喧嘩もするでしょうけれど、ヒカルと、カメと、タオと一緒に、仲良くやっていきます。
それとタオもありがとう。この流れはきっと、おまえの計らいなんだろうね。
モグは弟みたいなもんだから、仲良くしてくれよ。