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 短毛種のモグが寒くて震える季節到来。
 …とはいえ、今からセーター着せると真冬に震える寒さに弱い子になってしまうので、この時期は犬用Tシャツでしのぐ。(ひょっとするとヒーターいれてないこの時期が室内温度が年内で1番低い可能性もあるのですけれど)

 何しろ数時間は野原を走り回って鳥を探す持久力系の猟犬だから超鳩胸。
 胸囲に合わせて購入したTシャツは、首回りと着丈が大きすぎてブカブカのダルダルなんです。

 …で、着てるうちに片手が脱げる。

 …で、遠山の金さんならぬ、遠山のモグさん。
 ワンショルダードレス着てる風にも見えなくはないですが、単に片腕が脱げてるだらしなさの極み。

 桜吹雪は全く目に入らず、日増しに増えるシミばかりが目に入ります。

 ドッグランで色んな人から色んな情報が入るのですが、アメリカ系のイングリッシュポインターとイギリス系のイングリッシュポインターではちょっと違うらしい。
 どうやらモグはアメリカ系のイングリッシュポインター。
 イギリス系のイングリッシュポインターって、もっと頭が小さくて、全体的に小さくて痩せていて、もっとシュッとしてるんですよね。

 従順さを求めてイングリッシュポインターにレトリーバー系を掛け合わせるのも、ハンターがよくやることだそうです。
 なのでやっぱりモグはイングリッシュポインターとラブラドールレトリバーのミックスだと思うんだけどなー。

 ハンターは猟犬を道具として扱うので、1度猟に連れて行ってできの悪いのは、そのまま山に捨ててしまうそうです。
 聞いた話しなので真実は分からないし、当然、犬を大切に扱うハンターもいるんでしょうけど、山に捨てられると食べ物がないから冬は越せなくて死んじゃう。
 モグもガリガリに痩せた状態で山をウロウロしてるところを捕獲されたので、きっとできが悪いということで捨てられちゃったのかな?

 鉄砲の音が強烈に大きいので、その音に驚いてパニックになって逃げ出して行方不明になってしまう猟犬も多いとのこと。
 モグは大きな音が大嫌いなので、きっと発砲音に驚いて逃げ出して、誰も迎えに来てくれないまま山を彷徨い歩いてガリガリに痩せて、それでセンターの人に捕獲された気がする。

 モグは物凄くフレンドリーな犬で、ドッグランに連れて行くと、ドッグラン内をずっと走りながら全ての犬と挨拶するんですよ。
 そんな気質だから猟犬向きじゃなかったのでしょう。

 猟犬よりは、ワンショルダーのモデル犬(グランジ系のダルファッション)の方が似合ってます。