駅前の駐輪場はひどい。
都度駐輪で100円もするのに、チャリとチャリの間隔が狭くて駐輪しにくいし、駐輪終わりにチャリを引き出し難いし、無理やり入れたり引き出したりするもんだから一気にチャリがボロボロ。
「どうぞチャリでお越しください」
という方針の民間のサービスではないので、最終的には「駐輪場が嫌ならチャリはやめて徒歩にすべき」というお役所的な姿勢が気に入らない。
前篭つけてる人も多いのにこの間隔で駐輪させるという設計に根本的な無理がある。
ハンドルと篭のスペースが考慮されていないもん。
前や後ろにチャイルドシート(最近のは作りがゴージャスでやたらと大きい)をつけたママチャリに左右を挟まれた日には絶望。
チャリを出し入れするのは不可能ということもある。
…が!
前後逆にして駐輪してるチャリを発見!!
数百台停められる駐輪場ですが、たった1台だけ前後が逆。
これ素晴らしい。
交互に前後入れ替えて停めるだけで、前篭とハンドル問題はかなりクリアされるはず。
駐輪場の規約(利用方法)には「前輪をロックすること」と書かれているので厳密には規約違反かも知れないけど、怒ってるだけでなくて、簡単なアイデアで問題解決してるのがステキだ。
世界を変えようとするのではなく、自分が変われば世界が変わるというパターン。
典型的な逆転の発想。
日常に潜む反体制。
ロッケンロールってのは、こういうことなんだと思い出させてくれました。