久しぶりのボニート・ボニート。(ちなみにボニートとはカツオの意味)
土佐出身の男前なご主人と奥さんの2人でやっているお店。
武蔵小山から26号線を渡るとすぐ。駅前交番の裏。
名は体を表すというが、カツオ出汁にこだわりまくり。当然のこと化調(化学調味料)を一切使っていない。
土日は並びができるほどの人気店だが、雨の平日の昼の時間帯過ぎは先客0で後客も0だった。
これくらい空いててくれると、もっと頻繁に食べに来るんだけどな…。
醤油あらびきらーめんとじゃこめしをオーダー。
普通の醤油らーめんでも強力なカツオ出汁ですが、あらびきにすると強烈になる。
スープを飲み進めると、丼の底に沈んだカツオ節の破片がじゃりじゃりと出てくる。
麺は中太の縮れ麺。
固茹でで旨い。
大きくて厚い煮豚は、箸で持ち上げるとほろほろと崩れるタイプ。
煮豚が苦手な人は煮玉子に換えてもらうことが可能。
日本人の琴線に触れる旨さ。
ここに来たらじゃこめしのオーダーは絶対にマスト。
土佐で採れたてのじゃこが白飯の上に山盛りになっている。
茹でる際の塩分控えめでじゃこ本来の旨味が鮮烈。
しかもフレッシュなので生っぽいというか、ふわふわでエアリー。
普通のじゃこがキャラメルだとしたら、ここのじゃこは生キャラメルという感じ。
同じキャラメルでも生だとずいぶんと違うが、同じじゃこでもこんなに違うもんかという驚きがある。
いやー旨い。
ほんと旨い。
ご馳走さまでした。