起きてからなにも食べていなかったのでお腹が空いて武蔵小山駅前方面へ。
何を食べるか決めていなかったのですが、武蔵小山大勝軒の前にピザのデリバリーで使うタイプの3輪バイクが止まっていた。
「ん!? もしや!?」と思って入店。
今年からラーメン食べたときはかならずブログ書いているので、前回のポストによるとほぼ1月半振りの訪問となる。
カウンターに着席してビルトインメニュー(カウンターのガラス版の下に予め敷かれている)を見ると
「もしや!?」
という予想は的中した。
いや。予想を上回る展開となっていた。
先日、大幅なリニューアルを遂げた香月のことを書いたが、こちらもかなりの方針転換。
まずメニュー構成が変わった。
変わったというか、炒飯や野菜炒めなどのご飯物が追加され、さらに焼きそばまで登場していた。
引き算でリニューアルした香月とは対照的な足し算のリニューアル。
そして!
全ての品がお持ち帰りOKとなっていた。
あの大勝軒がお持ち帰りOKというのが信じられん。門外不出で一子相伝かと思っていた。(違)
さらに!!
なんと、出前がスタート!!
これぞ正しく青天の霹靂。店先に止まっていたバイクはやはり出前用であった。
話しは変わるが、大勝軒といえば東池袋系と永福町系に大きく2つに別れる。
15年くらい前に東松原に住んでいたとき、近くの梅ヶ丘大勝軒(永福町系)を知って、その後に永福町大勝軒(本店)デビュー。
東池袋系は、飯田橋、六厘舎、十五夜(新宿)、大塚、お茶の水、渋谷、目黒、武蔵小山と経験した後に、やっとこさ念願の総本山の東池袋デビュー。
どちらの系統にしてもかなり遅咲きデビュー。
なので大勝軒に関して偉そうなことは言えませんが、武蔵小山大勝軒といえば、例のあの東池袋大勝軒総本山の本流なのですよ!!!
そのお店がお持ち帰りOKというのも驚きですが、さらに出前スタートというのが信じられない。(しかも一個から出前OK)
本来はお店で1番旨い状態で召し上がってくれという方針だと思うのですが、さすがに武蔵小山という立地では、お持ち帰りや出前がないと経営が厳しいのかも知れません。
大勝軒を出前できるというのは、なんていうか自宅にマッサージを呼ぶより贅沢。
店に行かずに(持って)来てもらうシステム。
電話一本で大勝軒のつけそばや中華そばを自宅で食べられるなんて失神するかも…。
大勝軒に興味ない人にはどうでもいいことでしょうけれど、個人的には、任天堂のハードで遊ぶんだと思っていたドラクエがソニーのハードで出たときや、3Dになったときと同じくらいのインパクトあり。
いや、ほんと、世の中って何が起きるか分からん。
そして、さらに、なんと!!!
塩気が強いスタイルだったのですが、かなり塩気が抑えられて魚介系が前に出る味に変わっていた。
今までは本流の大勝軒を拡大解釈してかなり大胆にアレンジ加えていましたが、ここにきてぐっと本流に歩み寄った感じ。
これぞまさしく原点回帰。
自家製の麺もなんだかとても本流の大勝軒っぽく変わっていた。
ご馳走さまでした。
家からチャリで5分くらいなのでお店に食べに行けばいいんですが、次は出前デビューしてみよう。