仕事の会食でMさんとOさんのオヤジ3人集合。祐天寺駅から少し離れた住宅街に忽然と姿を現す昭和の木造旅館みたいな場所。
「アラカルトで肉抜きの料理も頼めるからムリしないで」
と言ってくれるが、鴨料理の店で肉抜きってのも意味不明なので10日振りに鴨肉の叩きや鴨葱鍋などお肉を少々。湯葉や焼き筍などのヘルシーなものをメインにしつつ鴨雑炊にデザートの最中アイスまできっちり頂く。
それに赤ワイン。
食餌療法中の身としては酒&肉抜きにするのが妥当だと思うが、こちらの都合を優先させる無粋な事ができない性分。無粋というか呼んでもらった以上はその場の流れに身を任せて自己主張しないのがボク(昭和生まれのオッサン)の美学なのだ。ここで摂取したお肉とワインによる尿酸値上昇は週末に辻褄を合わせればよい。
4月20日にオープンしたばかりで、知り合いしか来ないテスト営業状態のお店。だからまだネットにもほとんど情報が出ていない。この雰囲気でこれだけ旨ければすぐに予約取れない人気店になってしまうことは確実。
10日振りの外食、お肉、ワインということも多分に影響あるだろうが、何しろ素晴らしく旨かった。
仕事の話しはそろそろどんな味付けにするか決めましょうみたいなことで、しっかり請け負う約束。
ざっくり言えばテーマが見えにくくなっていたのでそこの再確認ということ。
他には宇宙の話しと資本主義の話しと女子の話し。
仕事するにはお金が必要で、お金を集めるにはお金を動かす決定権がある人(=ジジ)に賛同してもらわないと何も動かないというという流れで、ジジ転がし<ジジ殺し<ゴロ<男芸者という順位付けなんだと知る。
世界は深く広い。それに美しい。
ご馳走さまでした。