恵比寿に馴染のお鮨屋さんがある。
そこで腕を奮っていたYがうちの近くにお店をオープンしたという話しは、これまたうちの近くでお店をオープンした、馴染のお鮨屋さんの系列店の和食屋さんで腕を奮っていたKくんから聞いていた。(ややこしい)
この場所だと平日の仕事絡みというよりは週末に地元メシというロケーション。
ちょいお祝いなこともあり土曜日にヒカルと2人で訪問。
前のお店の雰囲気や味を踏襲しつつ、ちゃんと自分の空間にしているところが立派。
恵比寿駅前の元のお店とは客層も多少違って、ファミリー層も取り込んでいた。
出身地の宇和島のみかんをアレンジしたジュースが旨くてヤバい。
ご飯を炊く釜は古代のメカ風。
ホロホロに崩れるシャリはラーメンで言うとバリカタ。
米粒のひとつひとつの存在感があり、ヘンに粘って米粒同士がお手繋いで仲良くせずに凛としている。
かなり摘んだあとに握りという流れは元のお店のスタイル。
イカもエビもウニもアナゴ(塩)もアナゴ(タレ)もトロもコハダも全部旨かったけれど、パワフルなのに繊細なアジが出色。
命を頂いている満足感と背徳感。
緑茶ハイの後の、緑茶ハイ濃いめの後の、緑茶ハイ濃いめの後に、日本酒をガンガン出してもらって呑んでたら酔った。
普段使いもいいけれど、たまに美味しいお鮨を食べたいときにぜひ。