ミシュランに掲載されたこともあって、ほとんど予約が取れないお店になってしまった地元の名店・まさ吉。
土曜日に仕事していて夜にお腹が空き、絶対ムリだろうと思って電話してみたらたまたま入れた。
焼鳥も絶品ですが中華そばも絶品。
麺はラーメンの鬼と呼ばれた、故・佐野実さんのお店から特別に仕入れている。
中華そばと、かけそば(具のないそば)と、つけそばがあり、各々に普通サイズと小サイズがあり、曜日によって醤油と塩が変わる。
ぼくは醤油しか食べたことがないですが、記憶よりも、みりんか何かの甘味が強くなっていた。
しっかりと丁寧な鶏出汁のスープ。
あっさりし過ぎない程度に量がある鶏油。
炭火で炙られてから供される鶏チャーシュー。
旨い。
あまりに旨いのでラーメンフリークの間で有名になり、一時は中華そばだけ食べるお客が増えてしまい、いつの頃からか入口に「中華そばのみお断り」という張り紙が貼られた。
何度伺っても、ご主人が森雪之丞さんにしか見えない。
これだけ似ているのだからきっと親戚かなにかなのだと思うが、寡黙に仕事する姿を見ると、そんなこと訊いたら怒らせそうでいつも訊けず仕舞い。