Animaux 2.0 from TOKYO PRODUCTIONS on Vimeo.

 

 以前にフランスの放送局の取材を受けたのですが、そのままになっていて観るのを忘れていた。
 そしたら昨日にこの動画がretweetされてきたのではじめて視聴。

 去年のことかと思っていたら、途中で出てくるぼくのMacに2014年と表示されているのでもう2年も前なのかな?

 

 映像の中に元気なモグがいた。(3分15秒くらいから)
 まだ寒い季節みたいでちょっと震えてるけど…。

 

 短毛種のモグは、少し寒いとすぐに震えるから冬はいつも服を着せていた。
 犬に洋服を着せるとか過保護過ぎるという人も多いし、暑さに弱い犬に服を着せるのはNGなんですが、モグの場合は震えちゃうんだから仕方ない。

 それとカフェとかに連れて行くときは、抜け毛で(お店や他のお客さんに)迷惑をかけない様に服を着せる場合もあるので、一概に、犬に洋服を着せることが過保護というわけでもないんです。

 

 いつも寝ていたベッドに寝かせたまま、モグを荼毘に付した。

 人の納棺と同じで
「生前、気に入っていたモノを入れて上げてください」
 といわれたので、色々とモグに持たせた。

 お腹が空いたら可哀そうだからドッグフードを持たせた。

 お水はNGということで持ち帰った。

 寒いと可哀そうだから、洋服を何枚か持たせた。

 もしかしたらおやつを買うこともあるかも知れないので、少しお金も持たせた。(意味ないけど)

 寂しいと可哀そうだから、ヒカルや健太やぼくと一緒に撮った写真を持たせた。

 先代犬のタオに会えます様にと、タオの写真も持たせた。

 プラスチックのおもちゃは、NGだと言われて持ち帰った。

 首輪や鑑札やリードは外した。そういうことから自由の身になるわけだし。

 落ち着く様にと思って、モグの匂いがたっぷりしみ込んだ、大好きだったシーツをかけた。

 

 まだ傍にいてくれる気もするけど、遠くに行ってしまった気もする。

 

 健太は相変わらず、モグの写真に毎日キスをしている。
 出掛けているときに犬を見ると無条件で歩み寄って、モグにーにじゃなくてガッカリすることを繰り返している。

 

 モグ専用だったら助手席側の後部座席にはモグのよだれの痕や抜け毛だらけ。
 洗車してキレイになるのが嫌なので、車を何ヶ月も洗車していない。(廃車する車みたいに汚れている)

 帰宅して玄関を開けると、留守番しているモグが寝ていることが多かった。
 若しくは、上階で寝ていて、玄関が開く音がすると慌てて降りてきてくれた。
 それがないのが寂しいのと、未だに家を出るときに
「モグ行くぞ」
 と、モグに声をかける癖が抜けずにいる。

 

 

 モグがいない秋が終わって、そろそろ冬が始まる。