タオの件でみなさん励ましのコメントありがとう。

 別に心配させたくて書いてるわけじゃないので、心配してたらごめんなさい。

 タオは、きっと大丈夫です。さっきフミフミ泣き始めたので深夜の散歩に行こうとしたら玄関でまた吐きました。もう胃に何も入ってないので胃液じゃなくて胆汁の黄色いゲロです。そしたらムカムカが治まったのかスッキリした顔してた。それで外に出たら濁っていない透明のいいオシッコを、1回だけですが割りとたくさんしていた。その後に数滴の液状便を2回しましたが、すでにうんちの色じゃなくて鼻水みたいな透明の粘液になっていた。3日も何も食べてないから完全に胃腸が空になったんだと思いますが、空になったということはリセットされたということだからここから転調です。

 心なしかヨタヨタ歩きが少しだけマシになったタオと一緒に星空を見上げながら誰もいない住宅街を歩いていたら、ボクが子供の頃に実家で飼ってた犬がお腹痛いと鳴くときは、いつもオヤジ(故人)が散歩に連れ出していたことを思い出しました。

 親子揃ってやってることが同じだなと…。

 タオを定期検診に連れて行った火曜日のこと。

 ボクは仕事の関係で当日の早朝まで呑んでいたので、数時間の睡眠で大学病院まで車を運転して行きました。それで病院に着いたら眠くて仕方ないのと、すでに10回くらいは通ってる馴れた検査だったので、受け付けと診察はヒカルに任せて車で寝ていたんです。診察の順番が来ると飼い主が入れない奥の方の空間に連れて行かれちゃうので、あまり一緒にいる意味がないわけなんです。

 最初は見えない奥の処置室に連れて行かれるタオが心配で、診察が終るまでの待ち時間はこっちが調子悪くなるほどのストレス感じていたんです。

 しかし知らないうちに麻痺していた。

 ボクは麻痺してるけど、でもタオにしてみたら毎回が恐怖のどん底だったんです。

 だから少しでも長く一緒にいて上げればいいものを、診察待ちの受け付けに一緒にいて上げないで車で寝ていたのだから、タオにしてみれば捨てられたくらいのショックを感じたろうし、裏切られたと思って悲しかったに違いない。

 ボクは常に帰りが遅いのでタオを飼い始めた最初の数年は夜の散歩は深夜に2人でということが多かった。しかし最近はヒカルが浅い時間に夜の散歩に行ってくれるので、星空を見上げながらタオと2人で夜の散歩なんて数年ぶりのこと。

 雨上がりの夜空にキラめく星を見てたらタオの気持ちが理解できたので

「車で寝ててすまん。ちょっと気持ちが離れていたな」

 とタオに詫びを入れてみたら尻尾を振ってくれた。

 気持ちがちゃんと繋がったので、もうすぐ治る気がします。

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