ミーティング@渋谷後にRoute24のメインバンクがある原宿へ。会社設立時に法人用の口座開設したとき以来だから3年振りの銀行訪問。
1Fの一般窓口じゃなくて2Fの融資相談コーナーに通されたんですが、なんかお金に困っているっぽいので尻の座りが悪い。
まぁ実際に、お金に困ってなければキャッシュで新築戸建てを買えばいいんだからので、困ってるわけです。
しかし金融業ってのは不思議な商売だと改めて実感した。
お金を貸し出してその金利で商売してるんだから、金利を納めるぼくはお客であるはずなんですが、現状では住宅ローンを組めないとなると、客ともいえない冷やかしみたいなもんだ。
どこかお店に入って「これ下さい」と言っても売ってもらえない不思議。
一般的には
・3期連続黒字
・毎年売り上げが伸びている
・役員報酬(=ぼくの給料)が600万程度で借入の上限が4,000万程度
800万程度で借入の上限が5,000万程度
・合算ローンでは相手の所得の半分がぼくの所得としてみなされる
ということでしたが、これはあくまで一般論であって、前期が赤字だった自営業の人が審査通ったりするケースもあるとのこと。
自己資金が多いとか、会社の存続年数が長いとか、担保に入れる物件の資産価値(木造住宅は耐久年数が25年で計算されるから、中古の木造住宅などは担保となる査定額が下がる)が大きければOKなどなど。
ぼくが買おうと思っている城南エリア(目黒区や世田谷区)などは、土地の基準価格が下がる可能性が低いから資産価値が高いらしい。要するに同じ5,000万の家にしても建っているエリアの土地基準価格によって資産価値が左右されるということだ。
近々の購入を考えているか聞かれたので
「買っている犬がオシッコ漏らすので、賃貸だと他の住人に迷惑かけるし気を使うので、可能だったらなるべく早く一戸建てを購入して、犬の老後に備えたい」
という説明をしたんですが、話している途中で、なんと不純な動機かと思った。
これじゃまるで、犬のために家を買おうとしてるみたいじゃないか。
…とはいえ、実際にそうなんだけど。
なにしろ絶対条件というのはある様でなくて、かなり流動的なケース・バイ・ケースということでした。