「家の方はどうなってんのよ?」
 と聞かれることもたまにあるので、近況報告しておきます。

 実は目黒にいい物件(しかも700万引き!)が出てきまして、そこを買おうと思ったんですね。

 それで不動産会社の人から合算ローンだったら審査が通りそうと言われたのでその方向で進めてもらったんですが、やっと3期目の決算を終えたばかりで、しかも経営者で、さらに(節税のために合法な範囲で経費計上して利益を減らしている)赤字だったりで、何しろぼくがボトルネックで大変です。

 しかし家賃(事務所としても利用している)の支払いが収入にみなされるとか、色々な裏技(?)があるらしくて、直近3ヶ月の給与明細があれば大丈夫と言うことになり、それを税理士の先生にお願いしたんですが、たまたまゴールデンウィークでお休み。そうこうしてるうちにその物件は他の人が先に押さえてしまって一時中断という感じで今に至ります。

 ここで勉強になったのはヒカルと合算ローンを組むためには、住宅ローンの契約までに入籍の必要があるということ。まぁ、これはそのうちと思ってたので、こういうタイミングなんだと思ったんですが、驚いたのは、一応はぼくの方が収入(売り上げ)は数倍あるのに、ヒカルの方がローン(借りる)を借りられる限度額が数倍多い比率の合算ローンになるという事実。
 収入を見るんじゃなくて、社会的な信用(勤続年数や、勤続先)がそんなに大きいとは知りませんでした。

 あとは例えばぼくが35年で住宅ローンを組んだとすると、払い終わるのは76歳になるわけです。
 そんなに生きてる可能性も低い気がするので「死んだらローンの残債はどうなるんだろう? 」と不思議に思っていたんですが、団体信用生命保険という制度があって、それに強制加入(任意なのかな?)させられるそうなんですが、その保険料無料の住宅ローンがあったり、保険料がかかるローンがあったりで、これも色々。
 どっちにしろローンを組んだ人(たいていの場合は旦那さん)が亡くなったら、そこでローンがチャラになるという制度なので、奥さんや子供は家に住み続けることができる。住宅ローンを組むときには一般的に加入する保険らしいので、世のお父さんは、いつ死んでも大丈夫。…っていうか「死んでくれればいいのに」という話しにも発展しそうなので怖いですね。

 その団体信用生命保険ですが、合算ローンを組むと保険の適用も合算の比率になるとは知りませんでした。仮に1億の住宅ローン(そんなに貸してくれない&返せないけど)を合算で組んで、その比率がぼくが2000万でヒカルが8000万だとすると、ぼくが死ねば2000万はチャラですが、ヒカルの8000万は残る。逆にヒカルが亡くなれば8000万がチャラ。
 そんな高額をヒカルが払える可能性低いので、やっぱり合算ローンはやめて、ここはひとつ男らしく、全額自分でローンを組まないと(=審査を通さないと)ダメだと痛感しました。

 あと再確認したのは、都心のマンションの方が住みやすそうという事実。
 マンションなので上や下にも気を使うとはいえ、駅から至近で近代設備の方が便利だもん。しかも木造の戸建てなんかより地震に強いだろうし。

 だったらなんで戸建てなのかと言えば、要するにタオが老いてきてオシッコもらしたりするから住民に迷惑かけないということが最優先なので、それ故にマンションなどの集合住宅はムリってわけです。

 タオがいるから引っ越し&戸建て購入を考え始めたんですが、タオがいるから都心の駅至近のマンションというわけにもいかず…。タオに振り回されっ放しですね(^^;

 借地権と所有権の差がよく分かってきた。
 戸建てを買っても、土地は借地権という場合があって、借地権と言うのは地主さんの土地を借りているという構造。土地を借りているから、固定資産税を払わなくていいんですが、その代わりに地主さんに土地使用料を払う。
 所有権っていうのは、自分の土地を買うということなんですが、すると固定資産税を払わないといけない。
 同じ場所の同じ物件を比べると借地権の物件の方が安いので、だったら借地権の方がいいじゃんと思うんですが、これが旧借地権法と今の借地権法が変わったらしくて、今の借地権法だと、地主の方が強くて、いつかはその土地を地主さんに返さないとダメらしい。

 そんなこんなありつつ、都市銀行や地方銀行は自営業の人には冷たいそうなので、地元の信託銀行やゆうちょがいいそうです。なので明日は初めての住宅ローン相談に行ってきます。

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