どこで貰ったか忘れたフリーペーパー。
犬は大別すると純血種と雑種に分かれるんですが、雑種ってのは、人間でいえばハーフ(ハーフってのは失礼だから英語ではダブルというらしい)ってこと。
いや…。
ハーフってのは日本人とアメリカ人のハーフみたいなことですが、犬の場合はどの犬種がどれだけ混ざっているか分からないので、ハーフじゃなくてやっぱり雑種というのがニュアンスとして正しい。
雑種というと、雑草みたいな感じで、名もなき雑な交配種という感じがしますが、最近ではミックスという言い方が一般的かも。
そんなご時世に敢えて「雑種」という特集組んでいるこのフリーペーパーに出てくる雑種が可愛い。
まぁ、どっちにしろ、雑種も、純血種も、犬も、猫も、カメも、仔犬も仔猫も、成犬も老犬も、オスも、メスも、なんでも可愛いですけど。
人間都合で純血種ブリーディングすることが一般的になり、しかも放し飼いも減ったので、所謂雑種が減っているそうです。
2000年には、なんと雑種よりも純血種の方が多くなったとのことですが、生物の多様性という観点からいうと、あまりよろしくないわけで…。
日本では年間12万頭の犬が保健所で殺処分されるそうです。
色んな事情があるでしょうが、飼えなくなった犬を殺して処分してしまうなんて、これも、かなりよろしくない。
巻頭の「僕は、権八といいます」というコラムと写真が素晴らしいので、ぜひ読んでみてください。