周囲から勧められまくっていたんですが、なんか悲しくて観る気になれず…。
でもふと思い立って、沈んでいるヒカルを引っ張り出して行ってきました。
バックダンサーも世界トップレベルだというのに、なにしろMJの動きが素晴らしい。力で踊ってるんじゃなくて、重力から解き放たれていた。
歌も凄い。
リハなのに本番と同じ集中力なのも凄い。
気遣いや優しさも凄い。
それに1番スタイルがいいってのも凄い。
総合演出家との信頼関係ややり取りも素晴らしい。
さらに楽曲の作詞・作曲までやってるんだから神がかっている。
そんなMJを世界中で変人扱いして、傷つけて、悲しませてしまったのが悔やまれる。
この領域までいってる人を、ぼくなんかの常識に収めて計ろうとするのがそもそも無理。
よく「有名人だったらなにをしてもいいのか!?」みたいな話しがあるけれど、なにをしてもいいわけないんです。でも、一般的な常識で括れないからこそ、ここまでいけるんだと思う。
コンサートに行きたかったとか、エンターテイメントの神髄を見たとか、元気が出たとか、色々な感じ方があると思いますが、解き放たれてしまったんだなと思うとやっぱりとても悲しい。
帰宅後に悲しい知らせ。
犬のボランティアのことについて教えてもらっていた人の犬が亡くなってしまった。
ちょっとだけタオに似ていたので、近いうちに会いに行ってみたかったのに…。
どんなことばをかけても言葉足らずにしかならないことを知っているんですが、それでも言葉をかけるしかない。
お悔やみ申し上げることしかできないんだけど…。