可愛いだけしか取り柄のないカツシカーズですが、そんな姉弟からも学ぶことが多い。
そろそろうちにきて2週間。体重は1.5倍になってすくすく(…というかぐんぐん)育っているわけですが、そろそろケージの中に閉じ込められていることがお気に召さない様子。
夜にリビングの電気を消したあとの就寝タイムには2人で寄り添って大人しくケージで寝るんですが、昼はもう、ケージにタックルして「外に出せ!!」とうるさくてやってられない。
なので外に出すと、走り回って大暴れ。
コードなどの紐状のものが大好きで感電が危ないから目を離せない。
そこで紐で積極的に遊んで上げるわけですが、昨日の土曜日には京都出張してて、今日の日曜日も仕事を抱えてる状況だと、仔猫と遊んでる時間はないわけです。
正直、そんな時間あったらゆっくり休みたい。
ここで視点というか、考え方を変える。
この忙しい合間にカツシカーズと遊んで上げてると思うと「時間もないのに、困った」ということになりますが、この忙しい合間にカツシカーズが遊んでくれて、気分のリフレッシュにつき合ってくれてると思うと「小さいくせにありがとな」と思えるわけです。
なーんだ、そっか。こいつら、おじさんの相手してくれてるわけね(^^;
そう思うと愛しくて可愛いのでカメラで写真を撮ろうとすると、もう動きが速くてGF1ではオートフォーカスが追いつかない。
やっぱり一眼レフ欲しい。
そのためにはカツシカーズにリフレッシュにつき合ってもらって、仕事頑張って稼ごうという驚くべきポジティブスパイラルに突入。
人間に捨てられて、センターに持ち込まれて殺処分されそうになったことなどなかったかの様に、楽しそうに、嬉しそうに、ご機嫌で、弾みながらリビングを走り回ってるんだから大したもんだ。
愚痴や泣き言や恨み節がないのが偉い。
大好きな映画「ビッグ・フィッシュ」の中で、自分が大きくて悩んでる大男にかける台詞がある。
「君が大きいんじゃない。世界が小さいんだよ」
君たちが大きいんじゃない。ケージが小さいんだよね。