高田馬場に本店がある「えぞ菊」のカラカウア店を初訪問。
宿泊しているホテルから徒歩3分くらいなので何度も前を通過してるのに、これだけ近いと「いつでも行けるから後で行こう」という気持ちになってしまって後回しになってしまった。
まだ北海道の味噌ラーメン(西山製麺とか、野菜とひき肉を炒めてからスープとからめるという作り方)が東京で流行っていない頃から営業している老舗の名店。
本来は野菜の旨味とひき肉のコクが渾然一体となった濃い味のスープに熟成された味噌で味付けという安心の旨さですが、カラカウア店は少しばかり味が落ちるかも。
全体的に味が薄くてカップラーメン風。
食品衛生法の関係でアメリカではかん水が使えないそうだ。それで麺が中華麺というよりはうどんっぽく、うどんというよりはら王などの高級カップ麺に似ているのかも…。
駅の立ち食いそばでラーメンを頼んだときに出てくる麺にも似ている。
本店にもある辛味噌があって、それを入れると味も濃くなってコクも増して旨くなった。
しかしこの辛味噌さえも、本店のモノと比べるとひと味足りない感じ。
…とはいえ、こちらではステーキやハンバーガーは当然のこと、中華を食べても、イタリアンを食べても、基本的には味付けも量もアメリカンなので、日本のラーメンは落ち着く。
餃子と一緒にビールを呑みたかったんですが一切お酒が置いてなかった。
酒類販売免許の関係でしょうけど、サッポロ黒ラベルでも置いてくれると嬉しさ2倍。
ご馳走さまでした。