ラーメンばかり食べていると思われがちですが、酒呑みなので、実は冷蔵庫にありモノでつまみを数品作ることが多いです。
外食や会食も多いので週1くらいになってしまいますが、これでもちゃんと目的を持って買い出しに行って料理するんです。
20代や30代のときは
「今日は暑くてビール呑みたいからお好み焼きにしよう」
とか
「いい白ワインをもらったのでカルパッチョを軸にイタリアンで組み立てよう」
とか
「モエが冷えてるから呑みながら考えよう」
という感じで、お酒を主軸にメニューを考えることが多かったんですが、40を過ぎてからは、基本は麦焼酎のウーロン若しくは緑茶割り。(焼酎濃い目)
ワインがあれば赤でも白でもロゼでもなんでも呑むし、泡ものだったらなんでも来い。
尿酸値が上がるからビールはほとんど呑まないというライフスタイルになりました。
前置きが長くなりましたが、要するに男の手料理です。
基本がウーロンハイか緑茶ハイなので
「お酒に合わせて」
なんていうしゃれっ気ゼロです。
本など読まないので、食べたことあるものを勘で作るのが基本。
単に再現性を高くしても模倣しているだけになるので、そこにいい加減にアレンジ加えます。
モットーは控えめにということ。
料理ってのは非可逆的なものなので、塩分強過ぎたら元に戻れません。焼き過ぎ&煮過ぎも後の祭り。塩分足りなければ後から足せばいいし、火の通りが弱ければ追加で火を入れればいい。
控えめにというのが大事なんですね。
それと失敗しても残さず食べるというスタンスも大事。
お肉だけでなくて、野菜だって生きています。
その命を頂戴する(=頂きます)わけなので、不味いとか、失敗したとかで残して捨てるのは命に対して失礼すぎる。つべこべ言わずに美味しく&有り難く頂くのが筋ってもんです。
そんなこんなありつつ、昨晩は丼モノが食べたくなってなんちゃって海鮮丼を作りました。
<なんちゃって海鮮丼>
・お米を研ぐ
・水少なめにして炊飯器で「すしめし」設定でご飯を炊く
・炊き上がり待ち中にイナダのお刺し身を日本酒、味醂、醤油に漬ける
・炊き上がり待ち中に納豆とイカの刺し身を和えておく
・万能ネギを小口切りに
・炊き上がったお米を半切りに入れてすし酢と混ぜる
塩と酢と砂糖を同量。加減はお好みに
・ご飯に白ゴマとみじん切りにした大葉も一緒に混ぜる
・ご飯を丼に盛り、きざみ海苔を敷き詰め、その上にイナダとイカ納豆を盛りつける
・最後に小口切りにした万能ネギを散らして完成
<キャベツとキュウリの超浅漬け>
・ご飯の炊き上がり待ち中にキャベツを適当なサイズに切る
・キュウリを適当なサイズ(輪切り)に切る
・大葉をみじん切りに
・上記をボールに入れ、塩昆布と輪切りにした鷹の爪を追加
・塩を振って、キャベツがバリバリ鳴るくらい押し潰しながら混ぜる
・混ぜ終わったら浅漬け器に放り込んで冷蔵庫へ
(正式名称はクイックピクルスラウンドっていうらしい)
・お米炊いてる時間程度漬ければ完成
・食べるときに白ゴマを散らすとそれっぽさ3倍増
<シジミの赤だし>
・ボールに水を入れてシジミを入れる(砂を吐かせる)
・ご飯が炊き上がる10分前になったら、鍋に水を入れてシジミを入れる
・火にかける
・灰汁がでてくるので丁寧に(実はいい加減に)掬う
・沸騰したら火をとめて赤味噌をとく
・軽く火にかけて微沸騰したら完成(味噌の風味が消えるので微沸騰が鉄則)
・食べるときにネギを散らす
お米の炊き上がり待ち中にできちゃう簡単料理。
作り始めてから食べ始めるまで30分くらいというお手軽さ。
旨そうなイナダがあったのでイナダを使っていますが、ヅケにしちゃえば魚はなんだって間違いなく旨いので、なんにでもチェンジ可能。
それでいてちゃんと旨いのでお試しください。
※今日のポイント:すめし旨い!