ちょっと前に買ったまま読むのを忘れていた本を読み始める。
横尾忠則さんは10年毎に大きな病気をして入院してるそうだ。
入院ってのはいわゆるあの世サイドに近いので、そこから日常を眺めると、今までの日常が非日常に思えて視点が変わると書いてあった。
入院中に考える事は日常で考える事とは一線を画していて、入院する度に作風が変わるのだと言う。
仕事に追われる日常と、それとは隔絶された入院生活の非日常。
両極端に振れる事で、双方が双方を引き立てあう。
こんな本を手に取っているあたり、ぶっ倒れる事を無意識に感じていたのかも知れない。
そろそろ1日1回1錠の秘薬の効き目が切れてきた。
風が吹いても痛いというほどではないが、タオルケットが触れると痛い。