木曜日の昼時。チャリで武蔵小山の自慢亭へ。
昼営業終了ギリギリの時間で数名の客入り。
ここは品数が少ないので全メニュー制覇という野望あり。はじめて広東麺を注文。
揚げネギが浮かぶ台湾風の醤油スープに、ゆるゆるの餡でまとめられうま煮の具がかけられている。
キャベツ、ニンジン、ピーマン、タケノコ、豚肉というオーソドックスな具と一緒にハムが入っているのがシャレオツ。
金華ハムなのだろうか? ずいぶんと豪華に旨い。
広東麺や中華丼の上にはウズラのタマゴというのが一般的だが、こちらは錦糸タマゴになっているあたりもステキ。
お店のオススメの食べ方に倣って、途中でたっぷりのお酢を回しかけ、特性からし(お店オリジナルの辣油)をかけて頂いた。
いまでこそしみじみ旨い系ですが、当時はずいぶんとハイカラだったはず。
しょぼくれない凛としたところがある。
昼営業ギリギリということもあり、食べているうちに他のお客さんが全ていなくなってラストの客となった。
すると従業員の方々が厨房を掃除し始めた。
かなり入念な掃除。ダストなどは磨き上げている。
昼営業と夜営業のアイドリングタイムに、ここまで徹底的に掃除するお店も珍しいと思う。
そのあたりに、古いのに、しょぼくれず凛とした佇まいで居続ける秘密があるのだろう。
白木のカウンターだってキレイだもん。
ご馳走さまでした。