残暑にヨレヨレでタイムスリップ。
昭和の忘れ形見と名高い地元の名店の自慢亭へ。
密かに全品制覇を狙っているお店なので、今日ははじめてタンワン麺をオーダー。
ちょっとだけややこしいですが
雲呑=醤油味のワンタン
湯麺=塩味の野菜ソバ
湯雲呑=塩味のワンタン
雲呑柳麺=醤油味のワンタンメン
湯雲呑柳麺=塩味のワンタン野菜ソバ
というルールです。
写真には写っていませんが山盛りのシャキシャキ野菜の下にはピロピロで小ぶりの雲呑。
そして雲呑の下にはこれまたピロピロの幅広麺。
ニンニクやゴマ油や塩気で食べさせる湯麺が多いですが、ここのは徹底的に薄味で穏やか。
ニンニク感やゴマ油感ゼロというばかりでなく、塩気や旨味も限りなくゼロ。
最初の一口は、塩味忘れたお湯みたいな印象。
食べ進むと野菜の甘味や肉の旨味がほのかに漂ってきて、じんわり&しんみりした頃にお店オリジナルのからしを入れると、塩気と刺激がマックスとなりいきなり別メニューみたいに味が激変。
間違いなく美味しいですが、ここまで穏やかで大人しいとなると、70才すぎた頃からスタートでいいかも知れません。
45才のぼくにはまだ早いのかも。
ご馳走さまでした。