昨日の甘いっ子の帰り。
井の頭通り沿いを移動となれば永福町大勝軒(前回訪問はこちら。じょうごの件)を素通りできるはずもなく、おみやげラーメンを購入。
いつも通りにプラスティック容器に入って冷凍されたスープと麺。
しかしいつもと違ってプラスティックトレイに入ったメンマとナルト…。
「ん? どした?」
と思ってお知らせの紙をみると「容器の中身の一部が変わりました」とのこと。
「これまではチャーシュー、メンマ、ナルトでしたが、チャーシューが「おみやげラーメン」では食品衛生法により入れることができなくなり、代わりにメンマを増量しました。たいへん残念ですが、コンプライアンス(法令尊守)を第一に考えて変えさせていただきました。保健所のアドバイスもあり変更することにしたもので、ご了承のほどよろしくお願いします」
いままではプラスティック容器に冷凍スープが入っていて、スープと一緒にチャーシュー、メンマ、ナルトが入っていた。
お知らせの紙の写真をみると、具が入った容器にチャーシューもあるので、ぼくが知らない間に具(チャーシュー、メンマ、ナルト)は別容器になって、さらにコンプライアンスで、チャーシューはなくなって、メンマ増量とナルトとなったのかも知れない。
スープと一緒に具(チャーシュー、メンマ、ナルト)も冷凍すると、味が滲みすぎて塩気が強くなる。
そこで具は別容器で提供という風にシステム変更したら、食品衛生法に引っ掛かって、チャーシューなしという流れなのかも…。
永福町大勝軒のラーメンは1日1000食くらい出るそうなので、食中毒とか出てしまってからでは遅い。
街のラーメン屋がここまで有名になってブランド確立してるのだから当然のことだ。
しかしコンプライアンスってなんだかなぁーと思う。
チャーシュー好きでもないので、ぼくは個人的にはこの変更は受け入れられるが、ガッカリしてる人も多いのではないだろうか?
お客様のために「もっと美味しく!」という方針で具を別容器にしたら、コンプライアンスでチャーシュー抜きである。
これじゃ本末転倒というか、誰のために変更してるのかわからん。
本来は分かりやすくあるべき政治が、マニフェストとかコンプライアンスとか、洒脱な横文字使い始めてから逆になんだかよく分からなくなってきた。
街のラーメン屋のおみやげラーメンにもコンプライアンスの波が押し寄せている。
こういう時代なんだな。