ぼくの場合、忙しければ忙しいほど座っている時間が長くなり、自宅の仕事部屋に引篭る時間が長くなる。
打ち合わせが多くて忙しいというのはまだ序の口で、シビアに忙しくなると、企画を考えたり、企画書を作ったり、プレゼン資料を揃えたり、色々なデータ設計したりの連続となる。
するとどうなるか?
誰とも会わない、誰とも喋らない時間が増える。
現場に同僚がいた時代はスタッフと世間話しすることで気分転換になったりしたが、それもないので鬱いでいくわけだ。
うそ。
別に鬱がない。
なぜならいつもモグがいる…。
先ほどもデスクのiMacに向き合った状態から振り返ったら、仕事部屋のソファでモグが寝ていた。
彼なりにぼくを応援してくれているのだ、と思う。
背中越しに部下(ぼく)の仕事を眺めている上司(モグ)という関係。
さながら企画室室長といったところかな?
すこぶる頼りない室長。