土曜日。
こちらで遅い昼食後に渋谷に移動。
サロン・ド・サルガクにお邪魔する。
京都精華大の教え子たちのゲーム(受賞の件はこちら)も展示されていて、みなさん遊んでくれて大好評。
前日もほぼ徹夜の感じで修正していたそうなので、苦労した甲斐があってよかったね。
京都の山奥の最高の環境で過ごすのもいいけれど、東京のど真ん中でゲーム業界の人に囲まれて直接話している時間はとてつもない刺激になったはず。
住み慣れた場所や馴染んだ仲間といる時間も大事だけど、世界は広いのでどんどん外に出た方がいいと思います。
久し振りの人にご挨拶や、この場でしか会えない人同士を紹介したり、近況を話し込んでいたらすぐに夜。
関係者のみなさま、お疲れさまでした。
お誘いありがとうございました。
〆切り過ぎた件が幾つかあるのでYちゃんとミーティングへ。
地下のサロン会場を出て2Fのカフェ「Respekt」へいくとパーティーのため貸切。
そのまま坂を下りて別のカフェに行くと、なんとここもパーティーのために貸切。
「なんだ?」
と思いながらもう少し坂を下りて明治通に面したFreeman Cafeまで行くとどうにか入れた。
夜になって賑わいを見せる渋谷を見下ろす窓際の席を陣取ってミーティング開始。
どこから着手しようかと途方に暮れているうちに、あれこれ考えるより目先のことを潰そうという話しになって作業開始。
やってもやっても終わらないので2杯目のコーヒーをオーダー。
しばらくすると、隣の席に白雪姫と魔女が着席。
「ん?」
と思って店内を見回すと、知らぬ間にハロウィンで仮装した人多数。
「そっか…。今日はハロウィンじゃん」
ということにその時になって気がついた。
10年以上前。
仕事をしていると友人から
「今からハロウィンのパーティーに繰り出すから一緒に行こうぜ」
と電話。
そのときもハロウィンのことなんか忘れるくらい忙しかったので、気分転換にと思って普段着のままパーティー会場(Planetというクラブ)へ。
そしたらレベル高い仮装の人だらけ。
ビーチクにミッキーのシール貼っただけのトップレスの女の子がいて、あまりの仮装っぷりにぶっ飛んだ。
そのときも
「みんな盛り上がってるのに、仕事場から普段着で直行してるオレって冴えねー」
と思ったのですが、昨日もまさにその感じ。
世間と感覚ズレちゃってるのはよくないな。
忙しいから仕方ないけどちょっと反省。
23時過ぎに打ち合わせ終了。
どうにか見えてきたのでよかった。
駅に向かうと仮装してる人だらけで街は騒然。
寒いのに、裸同然の仮装した若い女の子たちが、キャーキャーいいながら楽しそうに歩いている。
クラブのパーティーなら分かるけど、街中にこんなにたくさん仮装の人がいるんだっけ?
10年〜20年くらい前は、みんなコート着て街を歩いてパーティー会場になったらコートを脱いで仮装という流れだったけど、いまは血糊べっとりメイクとか、バンパイアとか、やたらに露出高いウィッチ系の女の子が街中を闊歩。
ナイトメア・ビフォア・クリスマス系の仮装が少なくなってるのことに時代を感じながら渋谷を後にして山手線へ。
そしたら駅のホームにも仮装だらけ。
さらに電車に乗っても10%くらいの人は仮装してる状態なので驚いた。
終電近くなってパーティー終わりの人が多い時間帯だったのだろうけれど、それにしても仮装してない人の方が寂しいマイノリティーみたいな雰囲気で参った(^^;
震災や不景気で鬱積してるエネルギーの発露なのだろうか?
仮装のレベルもかなりアップしていて、既製品を買っただけでなく、それぞれに工夫を凝らしているのがクリエイティブでステキ。
深夜3時過ぎ。
友人が六本木の様子をFBにアップ。
これを見ると六本木もかなりの盛り上がりだったみたい。
東京もクラブの摘発が相次いで、アングラな遊び場所がなくなってしまったからみんな街に溢れ出てるのかな?
ハロウィンの仮装カルチャーって、知らぬ間に地下のマイノリティーカルチャーではなくなっていますね。