今日はノー・ミーティング・デーなので、〆切を追い越すスピードと集中力で朝から引き篭もって仕事。
お腹が空いても我慢して仕事。空腹時の方が集中力が持続しますからね…。
一段落したのが14時過ぎなので、昼時の混雑も終わってると思って航へ。
予想通りに店内に前客3人で待たずに座れた。
お腹が空いていたので特製中華そば(大盛)をオーダー。
食券を渡すときに
「塩分抑え気味でお願いします」
と伝えてみると
「はい?」
と聞き返された。
確かに自分でも何をいってるか分からないので
「味薄めでお願いします」
と言い直すと
「分かりました」
と若大将が返答をくれた。
このお店は特に塩味強くないですが、スープがほんとうに旨いのでいっぱい飲みたい。
そうなると塩分過多になるので、血圧の事を考えての味薄め。
細ストレート麺なので茹で時間は短い。
食券を渡して5分ちょっとで大きな丼が供される。
特製だけあって具が豪華ですが、ここの中華そばのメインはスープ。
相変わらずの透き通る醤油色。
そして熱々の湯気…。
見るからに旨そうなのですぐに食べようと思いきや、つけ麺でもないのにもう1つの別の丼が供された。
「味を薄くしてみましたが、もしもまだ濃ければこちらで薄めてください」
とのこと。
くーーーーっ!!
このさりげない気遣いが泣ける。
大将若いのに立派だ。
有り難く別丼を受け取って、熱々のにぼにぼ(煮干しのこと)スープを飲んでみると案の定旨い!!
しかもちゃんと薄味(塩分控え目)にしてくれている。
麺も旨い。
スープも旨い。
具も旨い。
完璧。
…しかし、食べ進めると、塩分薄くしてもらっているのに、もっと薄くても十分に旨味で食べられる気がしてくる。
そこで別丼のスープを一口味見。
すると、見ても分かる通りに黄金色した強烈な煮干し出汁。
当然の事、出汁なので塩分ゼロ。
これが本当のゼロ・エミッション。(違)
別丼のスープをラーメン丼に移してさらに塩分濃度を低くすると、なんていうか、ギリギリの薄味の中にちょっとだけ塩気を感じられる塩梅になった。
それでいて旨味十分なので、要するに繊細&ほのかに旨い。
血圧高いってのに、あまりに旨いのでスープまでほぼ飲み干してしまった。
せっかく薄味にしてるのに、体積増えたことで塩分摂取量は増えてるかも…。
意味ない(^^;
「いつも旨いけれど、薄味ばっちりで旨かったです。ご馳走さま」
と告げながらカウンターに丼を上げると、麺茹で中だった若大将が振り向いて
「ありがとうございます」
と嬉しそうに言ってくれた。
iPodのカメラはAFが速いので適当に写真を撮るクセがついた。
Xperia GXでしっかりAFで合焦させる方がいい写真になることが判明。
せっかくの特製中華そばなのに、ピンが甘くて若大将に申し訳ない。
早く食べたくて構図も適当ってのが、重ね重ね申し訳ない。
ご馳走さまでした。