モグとヒカルと近所の林試の森を散歩。
するとあちこちに「動物の遺棄・虐待は犯罪です。」というポスター。
この公園にはみんなが世話する地域猫が多くて、日だまりで微睡んでいる様子はとても可愛い。
…可愛いとはいえ、雨風や霜が降りるほどの寒さの中で暮らしているのは可愛そうだとも思う。
お腹が空いてて可愛そうということで、野良猫にご飯を上げる。
すると生き延びて子を孕む。
そして野良猫がどんどん増える。
どんなに可愛そうだと思っても、迂闊に野良猫にご飯を上げてはいけない。
生きさせる(=死なせない)という覚悟でご飯を上げるべき。
理想は自分で飼うこと。
それが難しければ、せめて捕獲して不妊去勢手術してから公園に戻す。
そういないと野良猫は増え続ける。
増え続けるとどうなるか?
野良猫の鳴き声や糞の被害にあった猫嫌いの人が猫を捕獲して、動物愛護センターに連れて行って殺処分という負の連鎖がいつまでも続く。
だいたい、このポスターも変だ。
「犯罪です。」ということを周知するためのポスターだと思うが、犯罪じゃなくても、根源的に、本質的に、動物の遺棄・虐待なんてダメに決まっている。
そんなことすら、よく分からなくなっている。