生活圏に一気に「東京チカラめし」が入り込んできた。
この半年くらいで目黒駅に2店舗。ガクダイ(学芸大学駅)に1店舗という勢い。
週1ラーメンにペースダウンした今年…。
今までなら確実にラーメンを食べていたシチュエーションで、うどんやカレーやそばやカフェメシというパターンが増えてきた。
そこで東京チカラめしデビュー。
前知識としては、どこかの居酒屋チェーンが親会社。
牛丼御三家(吉野家、松屋、すき家)の寡占状態である牛丼業界は、寡占状態であるが故に新規参入がないので勝機があると打って出たらしい。
同じ牛丼だと差別化が計りにくいので、焼き牛丼という商品を開発したそうだ。
月1くらいのペースで牛丼を食べる素人(牛丼王でもなんでもない)なので詳しいことは分かりませんが、松屋と同じく、牛丼を頼むと味噌汁サービスというシステム。
機械にお椀を置けば自動的に味噌汁が出てくるのですが、そこにお揚げやワカメなどの具を後からトッピングする。
具の量だけで比較すると、松屋のサービス味噌汁より、東京チカラめしのサービス味噌汁の方が圧倒的にゴージャス。
味は似た感じのインスタント味噌汁で甲乙つけがたい。
…というか、どちらもやや乙かも。
そして焼き牛丼。
お肉で白飯が覆い尽くされているのは贅沢三昧風ですが、タマネギなどの野菜がなくて、焼いたお肉にタレをかけているだけというシンプルさなのでこれはなんともいえない。
味は甘辛で若干テリヤキフレーバー。
御三家の牛丼より安いのかな?
どうなんだろ。よく分からん。
お米を入れて置けば自動で研いで自動で炊く機械がありますが、このお店のご飯マシンはさらにハイテク。
マシンに丼を置けば、並や大盛りや得盛という注文に合わせて規定量のご飯が丼にぼとっと落ちる。
これ、合理的なんでしょうけど、なんだか自動給餌マシンで餌をもらってる気分になるから不思議。
ちなみに牛丼といえば紅生姜ですが、ここは紅生姜でなくてガリ。
このガリが意外に旨いです。
ご馳走さまでした。