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 朝。
 ピノをお迎えにKさん宅に伺うと
「ちょっと凄いコーヒーの木があるんだけど見てみない?」
 とのこと。

 Kさん宅の数軒先の花屋さんをみると、ぼくの背丈ほどのコーヒーの木。
 熟した赤いコーヒーの実や、まだ青い実がたくさん実っている。
 コーヒーの実は食べると甘くて、赤い実を焙煎して挽けばコーヒーになるそうだ。

 予約されていた品がキャンセルになったとのことで破格。
 財布を持っていないというヒカルに1万円渡して、ぼくは車を移動して花屋さんの前に横付けするが、ピノとモグが乗っていてスペースが足らず、持ち帰りは不可能ということが判明。

 どうしようか迷っていると、花屋のおじさんが
「近くだったら運びますよ」
 と言ってくれた。

 …で、いまさっき到着。
 2Fのリビングに運び上げてみる。

 二郎風に言えば「熱帯ジャングルマシマシ」という感じかな。

 

 赤い実を集めて焙煎してコーヒーを淹れてみたいところですが我慢。
 そんなことしてる暇があったら仕事しなくちゃいけないのです。 

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