ひょんなことから(詳しくはこちら)手に入れたコーヒーの木。
普通は30センチくらいの背丈で3000円〜5000円するそうですが、諸事情あって1メートル以上ある立派な木を8000円で譲ってもらいました。
うちに運び込まれたときから赤く熟したコーヒーチェリー(コーヒーの実)が実っていたので、収穫して天日干しに。(収穫祭はこちら。天日干しはこちら)
そのうち焙煎しようと思って放置していたのですが、ここ数日の暑さでベランダに出していたコーヒーチェリーがどんどん赤く色づいてきた。
このままでは家がコーヒーだらけになってしまうのと、仕事が終わらず外出も侭ならないので、気晴らしに最初に収穫した分でコーヒーを淹れてみましたよ。
こちらが天日干ししておいたコーヒーの実。
見た目は押し麦とか大豆みたい。
フライパンでコーヒーの実を焙煎。
焦がさないようにフライパンを回し続けながら中火で5分くらい。
途中でコーヒーの油分がでてきてちょっとだけパチパチ跳ねますが、揚物しているときの跳ねというより、線香花火みたいな奥ゆかしいパチパチ。
うっすら煙も立ちますが、特にコーヒーのいい香りはしません。
量が少な過ぎたのかな?
焦がしてはいないはずですが、見た感じはゴミ。
コーヒーのアロマどころか、匂ってもなんの香りもしないので失敗した雰囲気が漂います…。
「もうダメだ。素人が手を出すべきではなかった…」
という気がして心が折れそうになりますが、奇跡を信じてミルマシンにセット。
挽き方にもコツがあると思いますが、知識も経験もないので適当に粗びきにしてみた。
すると!!
この段階でコーヒーのいい香りが!!
やった!!
嬉しい!!
失敗じゃないかも。
ヒカルがベトナムで買ってきたベトナム式コーヒー用フィルター+カップ(40円)に、炒りたて、挽きたての豆をセット。
熱湯を注いで5分待ちます。
奇跡が起きましたよ!
焙煎したときは心が折れるほどの失敗感が漂っていましたが、なんと、酸味が強い系の濃いコーヒーの出来上がり。
香りもよくてとても旨い。
美味しいお蕎麦の3たて条件とは
・挽きたて
・打ちたて
・茹でたて
といいますが、コーヒーだって
・焙煎したて
・挽きたて
・淹れたて
が旨いのはものの道理です。
ヤバい。コーヒー道にハマりそう。あれこれ道具が欲しくなってきたもん。
こりゃRoute24 Cafeのオープンも近いな。(違いがわかる男)