□前振り1
パーソナルアクア(ジムの個人レッスン)の予約が取れたので昼からプール。
入会時にもらったレッスンの割引券の期限が8末なのに、来週からジムが1週間の夏休み。
予約取れないまま期限切れパターンかと思ったんですが、今日行けてよかった。
「どんなごレッスンをご希望ですか?」
と訊かれたので
「クロールで泳ぐと疲れるので、ゆっくりでいいので長く泳げる様になりたいんです」
と応える。
すると25メートル泳いでみてくれと言われて、泳ぎ終わったらすかさず
「足が沈みがちなので、沈まないように頑張ってばた足するんですが、そこにムリな力が入ってるから疲れるんだと思います」
と、的確なアドバイスを得る。
足が沈むのは頭が上がっているからだという原因も見抜かれて
「プールの床の真下を見るように心がけて25メートル泳いでみましょう」
とコーチング1。
自分の真下を見るつもりで泳いでみたら、頭が沈むことで水平な体勢をキープ。
足も沈まないので、ムダなばた足もなく、さっき泳いだ25メートルの半分以下の消費エネルギーで泳げた、気がした。
次に
「男の人にありがちな「力で泳ぐ」フォームになっているのも疲れる原因です」
と言われて
「左手で水をかいたら、すっとそのまま左手を先に伸ばすイメージで、すぐに右手で水をかかずに、真っ直ぐ伸びることを意識手に途中に入れてみてください」
とコーチング2。
1を意識しながら2を心がけつつ25メートル。
すると随分と楽に(力まずに)泳げる様になった。
次に呼吸法でコーチング3。
すぐに息を吐いてしまうと肺の中の空気が減って浮力が落ちるので、1で左手でかいて、2で右手でかいて、3で左手でかくときに息を吐いて、4で右手でかくときに息継ぎだと言われる。
「左右で交互に息継ぎした方がいいんじゃないでしたっけ?」
と、小学校か中学校で教わった気がする息継ぎ法を確認してみたら、まずはどちらか楽なサイドだけで充分とのこと。
3をやってみるが、1で真下を見ることを意識しているので、息継ぎしようと思っても口が水面にでない。
「真下向いてるから、息継ぎするときに水を飲みました」
と不満を訴えたら
「真下を向いてることはできてる証拠ですよ。足も沈んでいないし、大きく&ゆっくり手をかいてるので、最初の25メートルより、とってもフォームがキレイになってますよ」
と褒めて返されて、ちょっぴり嬉しい。
46歳にもなると人からモノを教わることが減るんですが、ちゃんと褒めてもらうって大事だなと再確認。
それと知ってる風だったり分かってる風の態度も、知識や経験の獲得の邪魔になるだけなので、謙虚に素直にしてることも大事。
最後に肩のローリング(文字で書くとさっぱり分からないですが、肩を上げたり落としたりするローリング)を教わると、姿勢が自然になって、さらに大きくゆっくり水をかける様になった。
それに水中でのかき終わりの時点で肩が上がっているので、息継ぎも自然にできる正に一石二鳥、若しくは漁夫の利。(違)
水泳を教わるなんて、多分中学校の体育の授業振りなので30数年振り。
今までなんとなく泳げるという体で生きてきましたが、30分みっちりマンツーマンで教わってよかった。
速く泳ごうとしているわけでないのでタイムが縮まったなどの可視化できる進歩はないですが、明らかにムダな力が抜けた泳ぎになった、気がする。
レッスン終わってから30分くらい、教わったことの復讐をしてプールから上がる。
そしてシャワー〜サウナ〜水風呂〜サウナ〜水風呂。
ジムに来てから500ミリのペットボトルの水を飲み切っているにも関わらず、サウナを出たら体重が(ジムに来たときより)1キロ減っていた。
□前振り2
しかし考えてみると、海や川の近くで育った子供なんて、学校やコーチから教わらなくても泳げているわけで、都市生活していると、それだけで身体能力下がりますね。
教わってできるのも大事だけれど、教わらなくてもできる方がすごい。
でも子供って、先輩の泳ぎを見て学習しているわけだから、実は教わっているのと同じかも。
それを思えばモグすごい。
子供の頃から海や川の近くで育ったわけでもなく、山に捨てられていたわけだし、ぼくが泳ぎを教えたといっても、最初の1回だけライフジャケットつけていただけ。(こちら)
水を怖がっているときは泳ぎませんでしたが、波のない湖にドギーフードを幾つか投げ入れたら、それを取るために教えずとも最初から泳げた。
教わってもいないし、多頭飼育されているときに親や兄弟の泳ぎを見て覚えたわけでもないはずなので、生まれながらに備わっている身体能力って圧倒的です。
□本題
…で、やっと本題。
水泳とサウナで汗をかいて塩分も失われていたので、数年振りで「ふくもり」に伺ってみた。
foursquareでチェックインしてみたら、はじめて訪れる店だと表示されたので驚き。
そんなに久しぶりだっけ?
13時半でほぼ満席。
相変わらず家族連れが多い。
子供には(昔、駄菓子屋にあった」スーパーボールのくじ引きがあるのも変わらず。
オープン当初は中華そばとつけぶと(極太麺のつけ麺)という絞り込んだメニュー構成でしたが、次に塩が増えて、知らぬ間に白湯も増えて、季節限定で「夏の枝豆・塩つけ麺」というメニューも増えていた。
割箸と同じくらいの太さのつけ麺の麺。
煮干しが前面に出たガツン系のスープ。
つけ麺のスープに酸味が加わり煮干しが若干マイルドに。
どことなく大勝軒のつけそばに似た雰囲気になっていましたが、相変わらず旨かったです。
ご馳走さまでした。