週末断食明けの月曜日の夜。
食後に寛いでいるときに姿勢を変えたら、左脇腹に
「ゴロン…」
という違和感。
「ゴロン…」
と音は聞こえなかったものの、明らかに体内でなにかが落ちた。
「あっ! 腎臓から尿管に石が落ちた!」
と思った直後から激痛。
話すこともできず、脂汗を流したままのたうち回っていたら、ヒカルが
「救急車呼ぼうか?」
と心配してくれるが、自分が体調管理できないだけで救急車も申し訳ないので
「大丈夫…」
という感じで手で制す。(痛くて会話できない)
週末の断食中に家を片づけているとき前回の結石(こちら)で処方された痛み止めの座薬が出てきたので、息絶え絶えになりながら、その旨をヒカルに伝えて薬を取ってきてもらう。
エヴァにエントリープラグを挿入するイメージで座薬を挿入。
…と。
今度は猛烈な吐き気。
便器を抱えながら、断食明けのせっかくの食事をすべてリバースしていたら、中腰の姿勢になっているのでエントリープラグが自動排出される。
エントリープラグなしでも動くエヴァ。(ぼくのことです)
激痛で半分意識が飛んじゃってる状態でトイレから出てベッドに倒れ込んでいたら、ヒカル(新妻)が、エントリープラグを挿入してくれた。
なんだこの新手のプレイ?
すぐに座薬が効いて痛みが和らいだのでタクシーの迎車をコール。
すると急激に座薬の効き目が薄れて再び激痛。
結石は数回やってますが、あまりの痛さに時空間が歪むレベルの痛みは20年振りくらいかも。
この状態ではタクシーに乗れないと思い、残りのエントリープラグを突っ込んでタクシーへ。
後部座席に倒れ込んでいたら、あまりに痛そうなので
「途中で停めて救急車を呼んだ方が早く着くかも知れませんよ。それに救急で病院に着いても、救急車で行った方が早く診察してくれますよ」
と運転手さんが気づかってくれるが、自分のだらしなさのために公共サービスを利用するのも気が引けるので、そのままタクシーで病院へ。
処方されていた座薬が効かないと告げると、別の種類の、最終兵器レベルで強い座薬をくれた。
まずは尿検査といわれたが、痛くて歩けないのでエントリープラグの効きを待つ…。
15分くらいしてエントリープラグが効いてきたので採尿。
ベッドで七転八倒しながら結果を待つと、案の定、血尿ということでほぼ結石。
次にCTを撮る。
画像を見ると、左の腎臓の下に、白く輝く宝石の様な5.8ミリの結石。
「8ミリ越えると自然排出はムリだと言われてますが、このサイズだったらギリギリ大丈夫ですね」
「出ますかね?」
「大きくなり過ぎる前に落ちてきてくれたので、あとは水をいっぱい飲んで、オシッコをたくさん出すしかないですね」
「日常生活でこの痛みがきたら終わりなんですけど」
「座薬の痛み止めが即効性があるので、多めに出しておきます」
これだけ医療が進んでも、最終的には水をがぶ飲みしてオシッコで出せというのも前時代的だよな…。(8ミリ越えると超音波で粉砕するなどの別アプローチがある)
Mさんは1センチの石が出たと言ってたけれど、ぼくの2倍くらいのサイズだと思うとその激痛を想像するだけで気が遠くなる。
左脇腹にまだ異物感があるので、石が変な場所に移動して激痛に襲われる前に水を飲みまくって石を出してしまわねばならん。
ミーティングをリスケしてもらいましたが、今日中には復活しますのでお待ちください。
しかし一昨日の夜から
「石のひとつくらい排出される兆しかも」
って書いてる(こちら)のだから、ぼくの予言も当たるもんだ。
どうしてこのタイミングかといえば、断食がトリガーになってるはずなので、落ちないまま大きくなり過ぎることを思えば、断食が奏功した。
…というか、都合3日断食と禁酒となりました。