このところ呑みが続いていたので1週間振りに休肝日。
結石ができてから、週2の休肝日(実現度70%くらい)にして、お肉類は極力控えて野菜ばかり食べて、体重を落として尿酸値と血圧の薬をやめた。
他に水素水やアロマやハーブ系の民間療法。
これくらい身体を気づかえば薬がなくても大丈夫なはずですが、なにかと面倒で手間なのも事実。
しかし慣れてくるとあれこれが楽しくもある。
…というか、結石のあの痛みは2度とご免なのだ。
ライフスタイルを変えてしまうくらい説得力がある痛みなのだから凄い。
呑んでいるときや貫徹のとき、抗えない眠気でラリホーが一撃で効くみたいに寝落ちすることがありますが、先ほど抗えない系の寝落ちしました。
今日は休肝日だし貫徹でもないので、週末に歩き回って陽に当たった疲れがでたのか、雨が降って気圧が変わった影響かな?
なにしろラリホー一撃の寝落ち。
寝落ち直前に、急に明日の朝いちでミーティングが決まったので
「iPhoneをちゃんと充電してタイマーかけないとヤバい…」
という意識はあるのですが、ラリホーが効いちゃってるのでそれもできずに寝落ち。
「ゴーレムは笛の音が苦手」
と聞きますが
「にしは雨音はショパンの調べ」
かも。(意味不明)
お台場と沖縄を合わせた様なビーチ沿いのレストラン。
外は陽射しが強くて色が抜けちゃった様な白い世界。
レストランの中に入ると、真っ暗でなにも見えないが、徐々に目が慣れてくると、ランチタイム終わりで人がはけた感じでガランとしている。
そこに座っている友人。
近づくと
「悪いね。わざわざ」
と言って封筒を渡される。
中身は不明で確認もしないけれど、それが仕事の資料だということは分かっている。
「すぐに戻らないとダメなんで行くね」
と言おうとする間もなく、トイレから戻る美女。
紹介されるのもするのも無粋な雰囲気だったので、そのまま封筒を持ってお店を後にする。
美女とすれ違ったときに柑橘系だったかハーブ系だったかの知ってる香り。(夢の中では思い出せなかったですが、後から思えば、これは枕に数滴かけてるマジョラムのアロマオイルの香りっぽい)
世界がホワイトアウトするくらいの強烈な陽射しの中。
海沿いを歩く。
「この感じ知ってるぞ」
と思うが、夢の中だと、なんで知ってるのか思い出せない。(先々週のビーチパーティと、先週末のドッグウォークの海感と陽射し感がミックスされているっぽい)
ビーチパーティー会場の横を歩いていると、友人や、美女や、なんどか話したことがある美女(なぜか美女だらけ)が楽しそうに呑んで踊って遊んでいる。
その横をひとり仕事モードで通過するぼく。
みんなと一緒に遊べないのが、なんだかちょっぴり寂しい。
あまりに暑いのでビールでも呑もうと思うが、ビールは尿酸値が上がるので我慢。
ほんとは冷えた泡が呑みたいんですが、グラス一杯呑んだら、ボトル一本呑むことになるので自粛。(夢の中でも尿酸値気にしてビールと距離をとっていたのが意外。それにシャンパン呑んだら仕事にならないと考えていたのも実に真面目)
ぼっちモードで海岸線を歩いていると、山の稜線の間から、この世のモノとは思えない美しさのサンセットが垣間見える。
「うわ! すげ!」
と、一気にテンションが上がってそちら方面へ。
しかし絶景ポイントまでは意外に遠い。
「歩いてたら仕事に間に合わないぞ」
と焦っていたら、港湾施設だか、軍事施設だか分からない、ちょっと厳つい施設を抜ければ近道だということに気付く。
「あれ? これ、入っちゃってOKなのかな?」
と自問自答するが、柵もなければ、立ち入り禁止の看板もないので、なんとなく人目を憚るモードで施設を抜けることにする。
少し行くとドッグでメンテナンス中の軍艦やら、見た事ない未来の船みたいなのが幾艘も見える。
なんだかヤバい雰囲気なので、サンセットは諦めて来た道を戻ろうとするが、そのとき、港湾内の洋上に浮いているブイみたいなものを飛び石みたいにして渡って行けば、すぐに山の裏側に出られることに気付く。
そこで洋上のブイ伝いに山の裏側へ抜けようとしていると、飛び乗ったブイが沈んだりしてずぶ濡れになってしまった。(なぜかiPhoneと封筒の水没には興味なし)
幾つ目かのブイに飛び乗ったとき、そのブイを繋いでるロープが切れてブイが流れてしまう。
慌てて手前のブイに飛び乗りながら
「流れて行ったブイを回収しないとヤバい」
と途方に暮れていると、そのブイは、1メートル四方くらいのサイズなのに、急に海中に引き込まれて、巨大魚みたいな魚影が飲み込んだ。
このあたりで一気にホラーっぽくなる夢。
ぼくが乗っているブイの下には、どうやらリバイアサンみたいな魔物がいるらしい。
サンセットなどどうでもよくなり、どうやって無事に岸まで戻るかが命題となる。
…と。
港湾施設の方から
「大丈夫ですかーーーー」
と人の声がする。
遠くてよく分からないが、港湾施設の人か海軍の関係者。
白い軍服(?)みたいな服装に、ムダのない筋肉質な浅黒い肉体。
遠くてよく分からないが、頼りになること間違いない感じ。
すると彼は小型のボートを操舵して、すぐにぼくのところにやって来てくれる。
「大丈夫ですか?」
と、気づかい、手を取ってくれて(手を繋いで)彼のボートに乗船。
30代前半と思しき、清潔感ある笑顔が印象的な年下の若者。
半端ない安心感あり。
サンセットを見るための近道だと思ってこのブイ伝いに山の裏側を目指していたら、ブイの1つが古代魚みたいなのに食われてしまったという経緯を告げる。
すると急に彼の顔が曇る。
「出ましたか…」
「え?」
「ちょっと失礼しますね」
そういって、小型ボートに積まれていた、大きな釣具みたいなモノを海に投げ込む若者。
全神経を腕に集中させ、海中の様子を感じながら、脈釣りみたいにロープを上下している。
すると小型ボート全体に明らかなヒットの衝撃。
「よかった。かかった!」
「えっ?」
「もう大丈夫です。陸に戻りましょう」
そういうと、彼は小型ボートを陸に進ませた。
港湾施設に入り小型ボートを係留する若者。
「危ないですから、少し離れていてください」
そういうと、若者は、先ほどの釣具みたいな巨大な装置を、港湾施設のクレーンみたいな装置に繋いだ。
次に、クレーンみたいな装置の操作盤のボタンを押す。
すると、スルスルとロープが巻き上げられ、10メートル以上はある、鮟鱇に似た、トゲトゲでヌルヌルで目が赤く光る見たこともないおぞましい何かが釣り上げられる。
「え? なに?」
と、半分腰が抜けた状態のぼくが声にならない声で訊くと
「リバイアサンですよ」
と、屈託ない笑顔で答えてくれる青年。
青年はリバイアサンの口にかかった釣り針を巨大なペンチで抜き去り、次に尻尾にロープを結んで、尻尾を上にする形でリバイアサンを吊るし上げた。
そして口の中に巨大なペンチみたいな道具を突っ込み、何かを引っ張り出したと思ったら、リバイアサンの口から大量の水と共に先ほどのブイが出てきた。
「え? なに?」
とぼく。
「ブイを飲み込んで死んじゃうことが多いんですよ。助かってよかった」
と、屈託ない笑顔で答えてくれる青年。
彼が吊り上げたリバイアサンを降ろして海中に戻すと
「カカカカカカカカッ!」
と、イルカみたいな無機質な可愛い声でお礼をいって、夕日に向かって泳ぎ去って行くリバイアサン。
夕日も眩しいが、それを見送る若者はもっと眩しい。
増税前の消費税くらいの恋心…。
「え? なにこれ? BL始まるの?」
みたいな妙な気分になったところで、先ほどのブイにいたときの、足元の海には魔物が潜む恐怖心が蘇り、さらにBLへと展開しそうな夢見がち(夢だけに)なストーリー展開に腰が抜けて
「あわわわわゎ」
みたいな、全く力が入ってない悲鳴を上げたところで目が覚めました。
リバイアサンがブイを飲み込んで死んじゃうってのは、ペットボトルのキャップを飲み込んだウミガメや海鳥が死んじゃうという話し繋がりだな。
夢に出てくるくらい思いが強いのかも。
しかしパーティー会場の美女ではなくて、どうして日焼けした若者との出会いなの?
夢とはいえ、意味分からん。