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 3ヶ月振りの授業。
 制作中のゲームが思ったよりも進んでいた。
 一時は「こりゃ終わらんな」と思っていたのですが、どうにかなりそうな光が見えてきてよかった。

 完成まではこぎ着けるでしょうが、完成しただけは意味がない。
 ちゃんと磨き上げて面白くすることが必要なので、ここからが正念場。
 1チームはもうiPhoneで遊べる様になっていて、生徒自らが遊んで
「つまらない」
「飽きる」
 という感想だった。

 面白いと思って作り始めたゲームが実際に遊べる様になって、遊んでみて面白くないという体感を得ているのが大事。
 時間とお金と機材とスキルが無尽蔵ならどうにでもなりますが、全て有限でできることは限られているので、あれこれ欲張らずに、肝となる面白さだけを実装させましょう。

 

 授業中、ぼくとOくんで作り始めたゲームのプロトタイプを見せて、ぼくも学生もやっていることは同じだということを伝える。
 機材もほとんど同じだけれど、この1ヶ月くらいで一気に形にしているスピード感が学生とは圧倒的に違う。
 そのスピードって、迷う時間が少ないだけで、要するに経験値が高いということ。
 AかBか迷ったときに、以前にAで失敗していたら迷うことなくBを選択できる。
 しかし学生は失敗したことがないからAかBかで迷う。
 それだけの差ですが、その差が大きい。

 

 授業後、Oくんと四条に移動してちゃぶやへ。
 ゲームのプロトタイプをお願いしているSくんと呑みながらのミーティング。

 いまのところ作っている現場が
「こりゃ面白くなる」
 と盛り上がってるのがいい。

 世界観設定のイラストやキャラのイラストも、見た事ないのだけど、どこか懐かしい味わいがあって大好評。
 生徒の受けもすばらしく良い。
 いいタイミングでいい人材が揃った。

 

 ちゃぶやを出て斜め前のおもい川へ。

 H-E-L-Pの動画アップの件で東京とやり取り。

 映画とゲームと音楽と夢の話し。

 途中でBが合流。

 OくんとSくんが帰ったのでBとbar inayoshiへ。
 以前に京都の某氏に連れてきて頂いたお店。

 DJのBと京都のクラブ事情の話しをしていたら、和服美女バーテンダーのYちゃんもDJをやっていたとのこと。
 意外な展開となって話していたらYちゃんから
「ちょっと見せたいものがあるから待ってね」
 といわれて、しばし後に彼女が持ってきたガラケーに収められた当時の写真に腰が抜けた。
 すげーな(^^;

 

 ホテルにチェックイン。
 3時くらいになったので、空いている部屋にアップグレードしてくれた様だ。
 寝るだけだともったいないくらいステキなプレミアムフロアーのツイン。
 爆睡。

 

 土曜日。
 チェックアウト。
 秋晴れの京都。

 第一旭。
 メンマネギ。

 ご馳走さま。

 

 本年度で授業が終わるので、京都にくるのも残り数回。
 紅葉シーズンになったら、延泊して寺巡りでもしようかな。