有限会社Route24の決算は会計士さんにお願いしているのでなんの手間もないですが、生命保険や医療費、住宅ローン控除があるので確定申告しています。
控除証明書を探して必要書類に記入してと、毎年3月は気が狂いそうになっているのですが、うちの近所にある目黒税務署で確定申告の受付ができなくなり、今年から渋谷区の(青学の横)に行かなければならなくなりました。
ただでさえ鬱陶しい確定申告なのに、近所の目黒税務署で受付けてくれないとは!!
どうして目黒区民なのに渋谷区で確定申告しないとダメなわけ?
もう嫌になったので今年はe-taxで確定申告することにしました。
しかしこれが悪夢の始まり。
いきなりラスダンに放り込まれたみたいにトラップだらけ。
事前準備として
・ICカードリーダー&ライター購入(2,000円程度)
・目黒区役所にて住基カード取得(1,000円)
は難なくクリア。
その後にセットアップなのですが、まずはICカードリーダー&ライターのデバイスドライバーでトラップ。
マニュアルにドライバのダウンロードURLがあるので、そこに行ってドライバをダウンロードしてインストールするもICカード&リーダーが反応しない。
Googleで調べるとYosemite(Mac OS 10.10)以降はドライバのダウンロードしてはダメらしい。(こちらを参照)
しかも新しいドライバをインストールすると、ご丁寧なことに必要なドライバが削除されてしまうのです。
TimeMachineで、元々あったドライバを探し出して復元。
次にJAVAのインストール。
しかし経産省のサイトがセキュリティーに引っ掛かるのでシステム環境設定からJAVAを選んで、セキュリティ項目から例が異彩と登録する必要がります。
これがトラップ2。
次にSmartCard Services(こちら)をインストール。
e-taxのマニュアルにはそんな記載は全くないのですがMacの場合はこのソフトをインストールしておかないとICカードリーダー&ライターを認識しないとのこと。
これがトラップ3。
次にMacにe-taxのルート証明書をインストールする必要があるのですが、ダウンロードした証明書を、個別にキーチェーンアクセスで読み込みしないとダメなので、これがそこそこ面倒。(こちら)
これがトラップ4。
そして!
そろそろ下準備完了かと思いきや!
この画面が表示されるので、Macを使っている人なら管理者パスワード入力するんだと思うでしょ?
これが最後のトラップ。
これ、管理者パスワードではなくて電子証明書のパスワードを入力しないとダメとのこと。(こちら)
みなさん、このトラップに引っ掛かってるみたいで、ぼくも引っ掛かった(泣)
5回入力間違うとパスワードがロックされる安心システムなので、再び区役所に行ってロックを解除してもらわなけければなりません…。
「タイヘンなことになりました」とか「恐ろしい落とし穴」とか(こちら)、みなさんも、ぼくと同じトラップに引っ掛かってるので励みになります。
しかも!
パスワードは全て大文字とのことで、そこにもトラップがあるらしい。
ぼくが老いてメカ(死語)に弱くなってるとはいえ、こんなにトラップだらけじゃe-taxも普及しないよなー。
内容は記入し終わったので、月曜日に区役所に行ってパスワードのロックを解除してもらえれば、書類を送信するだけのはずなのですが、他にもトラップありそう。
月曜日が確定申告受付けの最終日なので、渋谷の確定申告受付け会場に行った方が確実かも。(本末転倒)